TANDEM STEP

只今長期療養中です、復活までしばしお待ちを

「お試し」タイヤ交換

9月の終わりにリヤタイヤをオン/オフ用のMT60 120/80-18(ピレリ)に交換しました。勢いと雰囲気優先でオン/オフ用タイヤをチョイスしたものの、困ったのがフロントタイヤの選択。18インチで規定サイズ(F:90/90-18)のオン/オフタイヤなんて見当たらず、しかもチューブレスとなると皆無に等しいのでは?

その中でやっと見つけたのが、同じくピレリのMT60RS 110/80-R18。DUCATIスクランブラー等に採用されているタイヤです。リヤタイヤとよく似た名前なのですが、こちらはラジアルタイヤになります。価格を調べると2万円超、工賃まで含めると、下手すると安いバイアスタイヤなら前後入りそうです。
推奨リムサイズは2.5でジャストなのですが、かなりタイヤサイズがR100の既定サイズと違うのと、前後でラジアルとバイアスの組み合わせなんてありなのかな。しばらく迷っていたのですが、中古の7部山タイヤが手に入ることになったので、とりあえず入れてみることにしました。あんまりオススメの行為じゃ無いですが、モノは試しです。ダメだったらまた換えればいいしね。
中古のタイヤ、しかも極端に推奨サイズと異なるタイヤを入れてくれるお店なんてあるわけないので、自分で入れることにしました。

まずはタイヤの取り外し。ビートブレーカーを持ってないので、家内の車とジャッキを拝借し、ディスクブレーキを傷めないように、近所のホムセンでかった角材の端材を下に敷いて加重をかけます。ジャッキのかける位置がポイントですが、うまくはまればあっけなくビートは落ちます。以前、レバーだけで外した時はかなり苦労しました。

あとはタイヤレバーでタイヤを外します。7000kmくらい走ったTT100GPで、まだ溝はあるのですが、かなり段減りしてきているので替え時でしょう。思ったよりもタイヤは柔らかく簡単に取り外せました。

ここまで来たら楽勝だよね、と、ビードワックスをぬって、ホイールにタイヤを押し込んで…、むむむ。なかなかタイヤがホイールにはまってくれずてこずりました。横着せずにブレーキディスクを外せばよかった。

最後の山場はビート上げ。コンプレッサーを持ってないので自転車用の空気入れを使います。そのまま空気入れで空気を入れてもシューシュー抜けるだけで、ビートは上がりません。そりゃそうだよな。ここまでは想定済みだったので、近所のホームセンターで安いタイダウンベルトを買ってきて、外周にかけて締め付け、タイヤとホイールを密着させてから空気を入れます。圧が持続してかかる様に、ムシはつけたままです。

それから数回ポンプを押すと今回は圧がかかり、軽いポンという音とともにビードがはまりました。

さて乗り心地ですが、時間の空いた日曜の夕方に近所をぐるりと回りました。行楽シーズンの夕方だけあって近所は渋滞だらけで、のろのろ走るうちにすぐに日没、仕方なく帰宅しました。すっかり日が落ちるのも早くなりました。
結局タイヤの良し悪しはわからず仕舞い。ただ、交換前と比べて、怖さはなかったものの違和感があったのは確か。次回ゆっくり試してみましょ。

ついでに使ってないiPhone 5sを、自転車用のホルダーとナビ用のマウントを組み合わせて仮付けしました。

期待のMultiGaugeLinkも、暖気がやっと終わるくらいしか走れなかったので、今一つわからないまま終了。有線のメーターと比べ、ちょっと体感よりはワンテンポ遅れて表示されているような気がしないでもないですが、視認性が格段にいいのでこれはこれでアリかな。これも来週時間が取れれば走りに行って、タイヤと合わせて確認したいなぁ。

10月中旬のツーリング以降、何やかやと用事があり一ヵ月近くバイクに乗れていませんでした。少し肌寒くなってきた夕暮れ、渋滞でブレーキランプが赤く点滅する列の後ろをちょっと走っただけですが、やっぱりバイクは楽しいなぁ。