着せ替え〜そして振り出しに戻る
年度末の有給休暇の調整で今日はお休み。と言っても仕事がなくなる訳でなく、携帯に飛んでくる仕事メールを気にしながらバイクいじりです。
今日の作業は配線周りの点検と、準備したリヤ周りの取り付け。
この2、3年でヒューズボックスの追加、メーター交換、GPSやUSB電源の追加、フォグランプの取り付け、と増設に増設を重ね、自分でも何がどうなっているのか分からなくなってきました。作業ノートにメモは残しているので、照合しながら配線図を起こしたりしてました。
取り敢えず形になったので、いつものように写真を撮って確認。
ローダウンのスプリングは自重でも幾分沈みますが、またがるとあと1、2cm沈み込むでしょうか。フロントフォークはローダウンされたのですが、座面が上がったので足つきは悪くなりました。しばらく走って様子見した後、リヤサスをノーマルのサス長に戻そうかな。
シングルシートになったので、合わせてハンドルも以前つけていたハリケーンのフラットコンチ(多分2型)に戻しました。セパハンはちょっとキツいけどもう少し落としても良いかも。この後、久しぶりにエンジンに火を入れ、近所をぐるりと一周。
最初フォークが短くなった分、舵角やフロントタイヤからの入力をよく感じましたが、すぐに慣れました。いつも使用しているフォークオイルよりも動粘度が高いのですが、思ったより滑らかに動くし、ギャップでバタつく感じもなくなりました。山道だとまた印象が変わるかもしれませんが、街中を走る分には違和感が無く思ってたよりいい感じ。
さて、スクランブラーを経て元に戻ったのですが、問題が一点。
積載能力が皆無になったので、このままだとキャンプ道具を積めません。どうしよう…。
衝動買い
先週末、家族で買い物に行った帰り、アウトドアショップWILD-1に立ち寄ったらtent-Mark DESIGNSの製品がバーゲンやってました。
中でも気になったのがコチラ。
#メーカーのサイトから画像を拝借しました。
炎幕DX EVOという製品で、廃盤になるとのことで37%引きのプライス。前から気になっていた製品だけに心がざわついたのですが、何とかその場は我慢し帰宅。その後悶々と1週間過ごした挙句、我慢しきれずネットでポチってしまいました。衝動買い…なのか?
今日届いたので、早速午後から近所の公園に娘を連れて試し張りに出かけました。
ワラビーテント(DOD)との比較。思ったほど大きくなくて一安心。これならバイクに積んでツーリングにも持ち出せそうです。
設営も直感的にできました。前半部分とサイドパネルがコットン製なので、これでテントの近くで焚火をしても安心です。
中はこんな感じ。外観はコンパクトなんですが中は意外に広く感じます。ソロなら十分でしょう。奥半分がポリエステル製で天井が低いため、この季節はかなり結露して濡れるかも。昨年メインで使ってたライダーズベースも似たような形状ですが、結露がひどいんで。
炎幕シリーズには全部コットン製のモデルもありますが、どうしても嵩張って重いので、バイクに積むことを考えて躊躇してました。トレードオフですね。スカート付きで冷気も抑えられるので、寒い時期に強そうな反面後ろに開口部が無くて風が抜けないので夏場はキツいかも。
昨年メインで使っていたライダーズベースも気にいっているのですが、どうしてもその大きさを持て余しぎみなのと、素材が熱に弱いので焚火には向いて無いです。中が広いので雨が降っても中にテーブルなどひきこんで2、3人での宴会も問題なしですが、設営、撤収に時間がかかるんで、ソロじゃない時は同行者に気を使うのが欠点。
今年はこの二つのテントを使い分けて楽しみたいですね。取り敢えず3月には出かけたいところですが、その前に早くバイクを動けるようにしなくては…
ローダウン
フロントフォークのスプリングを交換しました。
今回選択したのはコチラ、Hyperpro 25mm Lowering Front Fork Spring Kit BMW K75 K100 1992-1996。
私のバイクはR100RのFフォークを流用していますが、これがやたらと長く、リヤサスを1cm程延長してもまだフロント高な感じ。そこで見つけたのがこのローダウンキットです。R100RのフロントフォークはSHOWA製で、実はK75の92年以降のモデルとインナーパーツまで共通です。一応、パーツリストを照合したので多分間違い無いと思うけど、多分。
K75用スプリングは、Hyperproの国内での販売リストにはラインアップされてないのですが、海外のサイトで見かけたので英国のショップに発注しました。あいにく在庫がなかったので、さらにメーカー発注となり、結局手元に届くまではクリスマス休暇を挟んだこともあって1ヶ月近くかかってしまいました。
また英国からはオイルは送れないんで、と言われ、キットと言いつつもオイルが付属していませんでした。取り敢えず最初は指定のオイルが良かろうと、Hyper proのフォークオイル(#15)を入手するのに、さらに時間がかかりました。
先ずはフロント周りをばらします。
フォークトップのリテーナーがボルト式でなくサークリップで留めてあるだけなので、先ずキャリパー、ホイールをバラし、トップのフィラープラグと下部のドレンボルトを外しオイルを抜きます。次いでフォークは三叉につけたままハンドルとフォークトップの間にスパナを挟み込み、てこのようにしてリテーナーを押し込みます。そこで露出したサークリップを精密ドライバーのマイナスで外します。あとはフォークを三叉から抜いてインナーパーツを取り出すだけ。
ネットの情報によると、ノーマルはスプリング360mmに190mmのカラーで合わせて550mm。そこで取り外したスプリング長を測ると、カラーは190mmでしたがスプリングは384mm、合計574mm。ネット情報が誤っているのか(ままあることだが)、それともスプリングが社外品なのかは不明。リテーナーが少し舐めていたので、元オーナーがバラしたことは有るのだろうけど。
あとは指定のオイルを入れ油面を合わせ(全屈状態で250mm)、スプリングを入れます。ちなみにスプリングの実測は545mm、巻きが強い方が上になります。ちなみに190mmのカラーは使用しません。
あとはバラした時と同様に組み立てて完成。
既に辺りは薄暗く随分と寒くなってきたので、ここで作業は終了。ちなみにスプリングを組みこんだ状態の写真がコチラ。
左からK75s(92年以前のモデル)、R100R、R100RS。アクスルの中心からトップまでのフォーク長は左から順に810mm、810mm、765mm。この状態ではフォーク長は変わり無いようですが、RSとは45mmも差があります。RSはトップブリッジがペラい鉄板でその分短くなるのですが、R100Rのトップブリッジの厚み分を考えてもR100Rの方が2cm程度は長くなります。
さて車体に組み込んだ状態ですが、残念ながら日没のため写真は撮っていませんが、センタースタンドをかけた状態では交換前とは変わりなく、センタースタンドを外して車重を掛けると沈み込み、車高が下がります。跨ってフロントブレーキをかけながら押すと適度なリバウンドで更に沈み込みます。オイルがSAE#15と動粘度が高めのオイルなので心配していましたが、思ったほど硬くもなく、サスも動きに特に制限がかかった様子もないので、あとは実走での確認ですね。
ちなみにHyper proの輸入代理店のWEB情報は以下の通り。
「スプリングの自由長を大きく変えずに、レート変更と油面調整で車高を下げるハイパープロならではのローダウンスプリング。車重のみ(1G)の状態では大きく沈み込まず、乗車状態(1G')でしっかりとローダウンする設計のため、サイドスタンドのショート化が必要ありません。」
ん?若干記載内容と違うような気もしますが、狙い通りローダウンできたのでOKとしましょう。
あと他車種の部品流用と分解組み立ては自己責任ということで…
スロースタート
スマートワーキングとやらの恩恵で年末年始は10日間も休みだったのですが、毎度ながら過ぎてしまえばあっという間ですナ。休みは増えても仕事が減るわけでもなく、休んだ分、休暇明けはしっかりのしかかってきます。休暇前以上に仕事に埋没した1週間でした。ヤレヤレ…
振り返ればこの休暇はひたすら飲んで食ってゴロゴロするという怠惰な毎日でした。コレじゃぁアカンと思い直し、連休の最後2日間、ヨメと娘を嫁の実家に残して一足早く自宅に戻り、ボチボチとバイクいじりを始めました。
まずは、ウォーミングアップがてらライトケースの交換から。
以前は社外品の割と小径のヘッドライトを付けていたのですが、最近は大径のヘッドライトが好みでノーマルのヘッドライトに戻してます。ただノーマルのヘッドライトケースはやたらとデカく奥行きがある上、サイドマウントのボルトの位置からヘッドライト前面のツラ位置までが長く、ヘッドライトが出っぱってしまい、どうも収まりが悪い。
ヘッドライトは引っ込んだ方が好みなので、ステーを短いものに換えては見ましたが、これ以上はケースの奥行きが長く難しそうです。
そこでヘッドライトを色々と物色するうち、ノーマルのライトユニットがDUCATIの旧めのモンスターやトライアンフの一部のモデルと共通なことが分かりました。
トラやルーカスっぽいブリティッシュな感じは逆方向なので、試しにイタリアーンなDUCATI M400のライトケースを某オクで落札してみました。
値段優先のお試しなので錆が浮き始めており、連休の終わりに真鍮ブラシとサンドペーパー#600で錆を落とし、缶スプレーでお色直ししました。
先ずはプラサフを吊し塗り。耐候性を考えるとこの後ウレタンで上塗りがいいんでしょうが、余らすと勿体ないし、値段が高いので、手持ちで余っていたラッカースプレーのツヤ消し黒で上塗りしました。
左がノーマルのライトケース、右側がM400のケース。奥行きが短く、サイドマウントのボルト位置からライトユニットまでの距離が短くなります。これでちょっとはスッキリするかな?
ライトユニットもピッタリはまりました。ついでに前から気になっていたアルミの手作りメーターステーも塗装しました。
こちらはミッチャクロンで下塗りした後、同じくラッカーのツヤ消し黒で塗装。ラッカーなので表面はすぐに乾きましたが、寒い時期なので念のため1週間ほどこのまま寝かせます。
これでライト周りはスッキリしそうですが、問題はチャージランプをどこに持っていくかなんですね。ノーマルのケースでは開いていた穴にグロメットをかまし、ルーカス のインジケーターランプをはめていました。この辺りはおいおい考えていくことにしましょう。春まではまだ間がありますしね。
次のバイクいじりの予定はこちらです。
付属のグリスが壊れていて少しガックシ…。
今回使った塗料はコチラ。
そうそう、今年も宜しくお願いします。
冬ごもり
やっと週末です。
年度末ということもあって、この2、3週間は猛烈に忙しかったのですが、それもあともう少しでヤマを越えられるかな…、どうだろう。
今月初めの土曜、朝方にご近所をお散歩しました。
今年は全然距離が進まないうちにシーズンオフになってしまいそうなので慌てて秋を探しに出掛けた次第。
毎年楽しみにしている銀杏の木も、なかなか色づかないかと思っていると、急に気温が下がったせいでちょっと緑色を残し、完全に色が変わりきらないまま葉が落ち始めていました。
銀杏の葉っぱって結構滑るんですね。バイクを押している時足を滑らせて危うく転けるところでした。
こちらの紅葉は見頃を過ぎて色褪せはじめてました。
この銀杏の木は、何年この場所に立っているんだろう。確か銀杏は相当樹齢が長かったはず。
最後に宮ヶ瀬湖に寄って帰ったのですが、道路脇は結露したあと凍りついたのか、早くも真っ白でした。
まだ道路は凍結していませんでしたが、時間の問題でしょう。
皆さまお気をつけ下さい。
今年もあと3週間弱ですが、ちょっとバイクに乗る時間も取れそうにないので、帰ってきた後、思い切ってシート周りをばらしました。これで冬ごもりは確定ですね。
さて年末はバイクいじりだな、と思いつつ、こう寒いと今ひとつ気分も盛り上がりません…。