代償
3連休の初日、娘が37度ちょっとの熱を出して寝込んでしまいました。新型肺炎とは思わなかったですが、インフルエンザはあるかもと思い、解熱剤を飲ませて寝かせました。熱が下がらないようなら日曜の朝にでも緊急外来に連れていこうと思ってたのですが、一晩寝たら嘘のように回復、外に遊びに出掛けたがり困りましたが、1日様子見で大人しくしているように命じて、親父はバイクいじり。
何故か点かないチャージランプを点検したり、シートの取り付け方を変更したりしてましたが、あまりにも暖かいので、午後3時を回った頃から我慢できなくなり走りに出かけました。津久井湖を抜け、道志道側から宮ヶ瀬湖に抜けようとしたところ、道路工事で通行止め。仕方ないので反対の右手に折れ、新戸キャンプ場側からぐるりと山中を抜けて帰って来ました。
日射しは暖かいのですが、山陰に回り込むとまだ肌寒いですね。それでも多くのライダーを見かけましたし、例年に比べると随分と暖かいでしょうか。春ももうすぐです。
さて、60kmばかし走って帰って来たのですが、目が猛烈にかゆく、鼻水とくしゃみが止まりません。薬は飲んでいるのですがマスクしてヘルメットはかぶれないですしね。
今日も朝から体がキツく、倦怠感に加え微熱もあるようです。巨人-広島戦を見ながらグッタリしています。娘はヨメと買い物に出かけ入れ替わりですね。毎年思うけど、良い花粉症対策はない物でしょうか。この時期は走りに出かけると、そのあと決まってこんな感じです。
“motorcycle “+”backpacking”
シングルシートになって積載能力が無くなった…と呟いたところ、「タンクバッグか積載スペースとして背中を活用」とコメントを頂きました。ググって見ますか(私は最近、もっぱらpintereってます)
先ずは担ぐ。
これはこれでカッチョええですが、肩凝るんだよな。
タンクバッグは…?
胸の下にタンクバッグがあるとどうも圧迫感があって…という人には、振り分け式のサイドバッグも有ります。
あんまり物は入りそうにないけど。
となるとサイドバッグか。
これだけ容量が有れば何とかイケるか。
何処か行きたくなってきた…
着せ替え〜そして振り出しに戻る
年度末の有給休暇の調整で今日はお休み。と言っても仕事がなくなる訳でなく、携帯に飛んでくる仕事メールを気にしながらバイクいじりです。
今日の作業は配線周りの点検と、準備したリヤ周りの取り付け。
この2、3年でヒューズボックスの追加、メーター交換、GPSやUSB電源の追加、フォグランプの取り付け、と増設に増設を重ね、自分でも何がどうなっているのか分からなくなってきました。作業ノートにメモは残しているので、照合しながら配線図を起こしたりしてました。
取り敢えず形になったので、いつものように写真を撮って確認。
ローダウンのスプリングは自重でも幾分沈みますが、またがるとあと1、2cm沈み込むでしょうか。フロントフォークはローダウンされたのですが、座面が上がったので足つきは悪くなりました。しばらく走って様子見した後、リヤサスをノーマルのサス長に戻そうかな。
シングルシートになったので、合わせてハンドルも以前つけていたハリケーンのフラットコンチ(多分2型)に戻しました。セパハンはちょっとキツいけどもう少し落としても良いかも。この後、久しぶりにエンジンに火を入れ、近所をぐるりと一周。
最初フォークが短くなった分、舵角やフロントタイヤからの入力をよく感じましたが、すぐに慣れました。いつも使用しているフォークオイルよりも動粘度が高いのですが、思ったより滑らかに動くし、ギャップでバタつく感じもなくなりました。山道だとまた印象が変わるかもしれませんが、街中を走る分には違和感が無く思ってたよりいい感じ。
さて、スクランブラーを経て元に戻ったのですが、問題が一点。
積載能力が皆無になったので、このままだとキャンプ道具を積めません。どうしよう…。
衝動買い
先週末、家族で買い物に行った帰り、アウトドアショップWILD-1に立ち寄ったらtent-Mark DESIGNSの製品がバーゲンやってました。
中でも気になったのがコチラ。
#メーカーのサイトから画像を拝借しました。
炎幕DX EVOという製品で、廃盤になるとのことで37%引きのプライス。前から気になっていた製品だけに心がざわついたのですが、何とかその場は我慢し帰宅。その後悶々と1週間過ごした挙句、我慢しきれずネットでポチってしまいました。衝動買い…なのか?
今日届いたので、早速午後から近所の公園に娘を連れて試し張りに出かけました。
ワラビーテント(DOD)との比較。思ったほど大きくなくて一安心。これならバイクに積んでツーリングにも持ち出せそうです。
設営も直感的にできました。前半部分とサイドパネルがコットン製なので、これでテントの近くで焚火をしても安心です。
中はこんな感じ。外観はコンパクトなんですが中は意外に広く感じます。ソロなら十分でしょう。奥半分がポリエステル製で天井が低いため、この季節はかなり結露して濡れるかも。昨年メインで使ってたライダーズベースも似たような形状ですが、結露がひどいんで。
炎幕シリーズには全部コットン製のモデルもありますが、どうしても嵩張って重いので、バイクに積むことを考えて躊躇してました。トレードオフですね。スカート付きで冷気も抑えられるので、寒い時期に強そうな反面後ろに開口部が無くて風が抜けないので夏場はキツいかも。
昨年メインで使っていたライダーズベースも気にいっているのですが、どうしてもその大きさを持て余しぎみなのと、素材が熱に弱いので焚火には向いて無いです。中が広いので雨が降っても中にテーブルなどひきこんで2、3人での宴会も問題なしですが、設営、撤収に時間がかかるんで、ソロじゃない時は同行者に気を使うのが欠点。
今年はこの二つのテントを使い分けて楽しみたいですね。取り敢えず3月には出かけたいところですが、その前に早くバイクを動けるようにしなくては…
ローダウン
フロントフォークのスプリングを交換しました。
今回選択したのはコチラ、Hyperpro 25mm Lowering Front Fork Spring Kit BMW K75 K100 1992-1996。
私のバイクはR100RのFフォークを流用していますが、これがやたらと長く、リヤサスを1cm程延長してもまだフロント高な感じ。そこで見つけたのがこのローダウンキットです。R100RのフロントフォークはSHOWA製で、実はK75の92年以降のモデルとインナーパーツまで共通です。一応、パーツリストを照合したので多分間違い無いと思うけど、多分。
K75用スプリングは、Hyperproの国内での販売リストにはラインアップされてないのですが、海外のサイトで見かけたので英国のショップに発注しました。あいにく在庫がなかったので、さらにメーカー発注となり、結局手元に届くまではクリスマス休暇を挟んだこともあって1ヶ月近くかかってしまいました。
また英国からはオイルは送れないんで、と言われ、キットと言いつつもオイルが付属していませんでした。取り敢えず最初は指定のオイルが良かろうと、Hyper proのフォークオイル(#15)を入手するのに、さらに時間がかかりました。
先ずはフロント周りをばらします。
フォークトップのリテーナーがボルト式でなくサークリップで留めてあるだけなので、先ずキャリパー、ホイールをバラし、トップのフィラープラグと下部のドレンボルトを外しオイルを抜きます。次いでフォークは三叉につけたままハンドルとフォークトップの間にスパナを挟み込み、てこのようにしてリテーナーを押し込みます。そこで露出したサークリップを精密ドライバーのマイナスで外します。あとはフォークを三叉から抜いてインナーパーツを取り出すだけ。
ネットの情報によると、ノーマルはスプリング360mmに190mmのカラーで合わせて550mm。そこで取り外したスプリング長を測ると、カラーは190mmでしたがスプリングは384mm、合計574mm。ネット情報が誤っているのか(ままあることだが)、それともスプリングが社外品なのかは不明。リテーナーが少し舐めていたので、元オーナーがバラしたことは有るのだろうけど。
あとは指定のオイルを入れ油面を合わせ(全屈状態で250mm)、スプリングを入れます。ちなみにスプリングの実測は545mm、巻きが強い方が上になります。ちなみに190mmのカラーは使用しません。
あとはバラした時と同様に組み立てて完成。
既に辺りは薄暗く随分と寒くなってきたので、ここで作業は終了。ちなみにスプリングを組みこんだ状態の写真がコチラ。
左からK75s(92年以前のモデル)、R100R、R100RS。アクスルの中心からトップまでのフォーク長は左から順に810mm、810mm、765mm。この状態ではフォーク長は変わり無いようですが、RSとは45mmも差があります。RSはトップブリッジがペラい鉄板でその分短くなるのですが、R100Rのトップブリッジの厚み分を考えてもR100Rの方が2cm程度は長くなります。
さて車体に組み込んだ状態ですが、残念ながら日没のため写真は撮っていませんが、センタースタンドをかけた状態では交換前とは変わりなく、センタースタンドを外して車重を掛けると沈み込み、車高が下がります。跨ってフロントブレーキをかけながら押すと適度なリバウンドで更に沈み込みます。オイルがSAE#15と動粘度が高めのオイルなので心配していましたが、思ったほど硬くもなく、サスも動きに特に制限がかかった様子もないので、あとは実走での確認ですね。
ちなみにHyper proの輸入代理店のWEB情報は以下の通り。
「スプリングの自由長を大きく変えずに、レート変更と油面調整で車高を下げるハイパープロならではのローダウンスプリング。車重のみ(1G)の状態では大きく沈み込まず、乗車状態(1G')でしっかりとローダウンする設計のため、サイドスタンドのショート化が必要ありません。」
ん?若干記載内容と違うような気もしますが、狙い通りローダウンできたのでOKとしましょう。
あと他車種の部品流用と分解組み立ては自己責任ということで…