TANDEM STEP

只今長期療養中です、復活までしばしお待ちを

ランッ♪

いかにも梅雨という感じの雨模様の日曜の朝。早起きしたものの出かける訳にもいかずボーッと過ごしています。
ちょっと時間が巻き戻りますが、5月の下旬に昔馴染みの連中と信州にツーリングに行って来ました。

直前まで雨の予報だったのが一転して好天に恵まれ、10数年ぶりに一緒に走る旧知のKさんが合流したりと、結構盛り上がって楽しいツーリングでした。このメンバーとは春・秋と年2回、1泊のツーリングに出かけるのですが、1年のスケジュールはこのツーリング中心に回ってると言っても良いくらいです。
そのツーリングから半月以上経過するのですが、その後バイクのモチベーションが上がってませんでした。なんかモヤ〜っとしていて、ここしばらく原因を考えてました。
一つは今回距離はそれほど走ってないのにひどく疲れたこと。特に帰路の高速の渋滞はキツかった(中央道の渋滞はいつものことなんだけど)。ぼーっとして前走車に危うく突っ込むところでした。いよいよ体力が落ちてきたかな。
もう一つはバイクを重く、大きく感じて上手く扱いきれなく感じたこと。特に交差点の右回りや、ガソリンスタンドから道路に合流する時などのちょっとした動作で狙ったところよりも大回りになってヒヤッとしたり…。
関西のメンバーと合流する今のツーリングの形や、乗ってるバイクもいずれ見直す時が来るんだろうなぁ、などと考えたりしてました。


10数年ぶりにご一緒したPK氏のRZ-R。相変わらずの磨きフェチのようで。
今回のようなツーリングでは小排気量車の方が楽しそうです。

まぁ、体力落ちたなぁ、とか、バイクが大きく重く感じるなぁ、とか言うのは、流行り風邪みたいなモンで、この歳になると周期的に取り憑かれるのですが(最近頻度が上がってきたけど;;)、バイク乗ってて楽しくないというのはちょっと考えものです。と言いつつも、週末の朝に天気が良ければ、ついついバイクで出かけるのですが。

昨日の土曜も目覚ましもかけていないのに5時半に起床。ササっと朝食を済ませ走り出しました。時間があるので道の駅道志を目指します。昨晩の雨が残り路面も所々湿った状態。行き交う車やバイクも少なく、道の駅も自分のバイクを入れて10台を切るくらいと閑散としてました。

相変わらずバイクはダルで、思うように扱えません。何でやろ…。
ふと思い出したのが、リヤサスのこと。先のツーリングの酒席でリヤサスの話題になった時、どうも自分のバイクはリヤサスが動いている気がしないと言うと、じゃぁダンパー抜いてみたら、ということになり、翌朝早速ダンパーを抜いたのでした。しかも最弱に。
ツーリングでは先頭を走っていたので、ルートや後続車が気になってすっかりサスのことを忘れてました。早速路肩にバイクを止め、リヤサスのダンパーを10クリックほど締込みました。跨った瞬間、リヤが心持ち持ち上がったような気がし、走り出すとお尻に地面を蹴る感じが伝わってきます。倒し込みや切り返しも楽になり、思うように曲がれずブレーキを舐めながら成り行きで曲がっていたコーナーも狙ったラインにスムースに入れます。そんなに速度を出してるわけでもないのに、サスのセッティング一つでこんなに印象が変わるのか。バイクっておもしろい。動かないと言ってたリヤサス、ごめんなさい。しっかり仕事して踏ん張ってたんだね。

若い頃、ライテク本やサスセッティングのムック本を買って色々試して見たけど、鈍い私は今ひとつピンと来なかったのですがね。この辺りは歳をとって多少経験をつんだからでしょうか。

人間単純なもので、雨の朝が恨めしくもう来週末が待ち遠しいです。やっぱりバイクは楽しくないとね。体力が落ちてきたことや、バイクが大きいと感じることは基本的に解決してないのでしょうけど、その辺りはぼちぼち付き合っていきましょうか。

ファミキャン

金曜日に休みが貰えたので、金、土曜日と家族でキャンプに出かけました。
梅雨入りも間近で、直前まで天気でやきもきしましたが、2日とも晴れてくれました。ここのとこ晴れ男かも。

要塞のようなテントが立ち並ぶ中、ソロツーリングで使うテントにターフを加えただけ、と割と地味な仕様でした。テントも親子3人寝るとギリギリで、娘がもう少し大きくなると私は車に追い出されそうです(その前にテント買い換えろよ)。
まぁ、キャンプデビューの娘が大満足だったので良しとしましょうかね。

SIGG FIREJETも復活しました。
SIGGの燃料ボトルってもう売ってないんですね。SIGGの飲料用ボトル、トラベラークラシックを買いましたが無事使えました。ただ飲料用はキャップ(+パッキン)の構造と材質が燃料用とは異なるらしく、キャップは別途探さないといけないようです。バイクの場合は現地でバイクからガスをぬけばいいので、キャップなんて閉まって匂いが漏れなきゃ良いんですけどね。
写真のように無事使えることも確認しました。残念ながらプレヒートで溢れたガソリンに引火し、盛大に燃え上がる様子を見て恐れをなした家族の反対にあって、メインコンロは家庭用カセットコンロになってしまいましたが…。
次回のソロツーリングで持ち出しましょうか。梅雨明け7月末頃かなぁ。

あぁ、疲れているかも…。

日曜の朝、目が醒めて携帯を見ると5:25、5:30に設定していたアラームを解除して、さぁ起きようと思いつつ…はっと目が醒めると7:10。しまった、二度寝!?
慌てて起き出したもののどうも身体が重い。なんだろ、二度寝なんて年に1回あるかないかなのに。とは言え、せっかくの梅雨入り前の好天、この時期を逃すのは勿体無い!ということで、急ぎ準備をして走り始めたのが7:30。

いつもの公園は既に四輪で埋まり始めてたので素通りし、これまたいつもの散歩道へ。気分も上がって、さぁ、と行きたいところだけど、身体が重くハンドルにしがみつくのがやっとの状態。おまけに10年以上前に靭帯が切れた右膝も痛みはじめる。
後ろから来たライダーに道をゆずり、軽快にコーナーをクリアして行く様子を眺めつつも若い頃のように無理してついて行く気にもなれず、ふと道端の木を見ると無数の白い蝶が飛んでいたので思わず停車して一休み。

(蝶々が写り込んでないし、ピントもちょっと甘いような…)

その後もペースが上がることも無く、ふと時計を見ると8:30過ぎ。
帰んなきゃと思いつつも身体がついてこないので、湖畔の公園に止めて一服、ぼーっとバイクを眺めます。

確かにこの一週間は仕事もキツかったし、昨晩無理して自転車に乗ったのも効いてるかも。そもそも先週の一泊ツーリングも後半の渋滞はきつかったなー…

何やら最終回の雰囲気。

ま、長く乗ってるとこんな日もあるでしょう。まだまだ続きますよ。

リターンライダー、その後

海外赴任と前後のバタバタで約6年くらいバイクに乗らない期間があり、日本に帰任してバイクを買ったのが6年前の今くらいのこと。バイクに乗らなかった期間を、やっとリターン後の期間が超えることになります。そろそろリターンライダーの称号を返上して「バイク乗り」といってもいいのかな?
ただ、最近は家族に気遣い、バイクに乗るのはもっぱら週末の朝に近場をぐるりと回るだけ。しかも貴重な週末のうち1日は、4月頭から健康維持のため自転車に乗るようにしたので、以前のように胸張って自分が「バイク乗り」だとはちょっと言いづらい。バイク持ちであることは間違いないんだけどね。

さて前振りが長くなりましたが、今回のメインはもう一人のリターンライダー、以前このブログで書いたことがある職場の先輩Aさんのお話。

Aさんの部署は私の席からちょっと離れており、しかもAさんは出張が多いので、普段それほど話す機会がないのですが、先日、突然私の席まで来て「決めたよ。」とひとこと。
最近、役職定年などで見知った人が立て続けに職場を離れたので、長く単身赴任を続けられているAさんもついに関西にUターン?と思いきや、話を聞くと週末にふらっと寄ったバイク屋で購入を決めてきたとのこと。何回か一緒にバイクを見に行って、その後何にもなかったので、すっかりバイクに興味がなくなったのだと思ってましたが、よもやの展開です。

早速その日、早めに仕事を切り上げて、そのバイクを見に行ってきました。
あんなに洗脳したのにもかかわらず、決めた!というバイクは「それだけはないだろう」のアメリカンバイクで、ホンダのREBEL250でした。しかも一部でカスタム向きではないと言われる(笑)新型ではなくて、おそらく90年代前半のモデルMC13。ただ、前オーナーが随分丁寧に扱ったのか、年式を考えると走行も少なく、いいコンデションのように思えました。
その晩帰ってから、PINTERESTやグーグル先生の画像検索でレブルの画像を見たおしましたが、見慣れると結構かっこよく見えてくるから不思議です。
ハンドルはドラッグバーがいいな、とか、ライトは小ぶりのものをやや下目につけて、重たげなリヤフェンダーとシートはなんとかしたいなぁ、とか、最後には某オクでべース車輛を検索したり…いったい何をやっているんだか俺は。

昨日の午前中がいよいよ納車で、残念ながら立ち会えなかったのですが、夕方自宅で野球中継を観ていると、そのAさんからメール。すぐ近くまで来ているとのことだったので、早速最寄りの駅でミーティング。

昼前に受け取り、午後からあちらこちら走り回っていたらしく、意外と乗れるもんだな、と言うのが本人の弁。確かに別れ際走り去っていく様子は、クラッチミートやシフトアップもスムースであぶなげないものでした。実に30年越しのリターンライダー、流石にこの先30年乗り続けるのは無理かもしれないけど、事故なく怪我無く、長く一緒に遊んで欲しいなぁ。

まさか、こんなマイナーブログで自分のことが書かれているとは、本人はこれっぽちも思っていないだろうけどね。

オーバーフロー

今朝は自転車でなくR100でいつもの散歩道に。
どうもアイドリングが安定しないし、なんかエンジンがガサツに回ってる気がします。そうなるともうだめで、最近ちょっとうるさ目になってきたエンジンからの音も気にさわります。
信号で停まってふとキャブを見ると、シリコンチューブの先端からポタっ、ポタっとガスが落ちていて、どうやらオーバーフローのようです。つま先で軽くコツコツキャブをつついてみても止まる様子もなくイヤーな気分。
仕方ないのでいつもより早めに切り上げて帰り、キャブをばらしてみました。

燃料フィルターに堆積物はないし、キャブの内部もきれい。こういう時VMキャブは部品点数も少なく楽チンです。フロートバルブを外すと、先端まで金属製でゴムじゃないんですね。よく確認しても傷や段付きもなさそう…。手のうちようがないので、穴という穴にパーツクリーナーを吹き込んだあと、キャブを元に戻しました。燃料コックをひねると…オーバーフローは止まってました。ゴミでも噛み込んでいた?とりあえず今日はこれで終了。改善してくれるといいんですが…

来週は昔馴染みの悪いバイク乗りの人たちと、一泊で信州に行く予定です。週間予報ではどうも天候があまり良くなさそうです。誰だぁ、雨男は?

追記
先ほどガソリンを入れに近所のガソリンスタンドまで行ってきましたが、アイドリングがかなり安定し、吹け上がりも軽くなり、エンジンが軽やかに回るような感じ。今日の下り坂の天気と一緒にちょっとブルーに入りかけてましたが、これで一安心。あとは来週の天気次第か。

朝ポタ

今日は天気が良いですね〜。
早起きして自転車で近所をぐるり。

今日はこの2、3年部屋のオブジェと化していた3号機でお出かけしました。
普段乗ってるミニベロよりタイヤ細いし、よく転がるんですが、なまりきった今の自分には小一時間走っただけでヘロヘロです。
あー疲れた…。

3号機は中古のチタンフレームに合わせた、ちょっと古めの変速機がお気に入り。オブジェじゃかわいそうなので、もうちょっと乗ってあげないと…

経年劣化と上がりバイク(後編…)

先日行ったキャンプ泊で思ったこと、後編です。

今回行ったキャンプ場は川沿いに長く広がるレイアウトで、エリアに入ると未舗装路が続いていました。行きはキャンプ場奥の外れまで、調子に乗って傾斜路をずんずん登って行きましたが、翌朝撤収の際、周りに気遣って十分に暖気をしなかったせいで、ぐずついてストゥールしかけるバイクを半クラでごまかしながら下って行くのは、少々ビビりました。荷物を積載して、上体を自由に動かして使うことができなかったてのもあるかも…。
途中、軽快に木々の間を縫うように走っていくオフバイクを見て、いずれ軽量なバイクに買い替える時期も来るのかも…と思いました。

最近、同世代のバイク乗りの仲間内でよく話題に出るのが、あと何年バイクに乗れるだろう、と、上がりバイクはなんだろう?の二つ。
レーサーレプリカバイク全盛の若い時分、上がりバイクとよく揶揄された代表格の一つがBMWでした。ただ私は、年々レーサーにそっくりになっていくバイクを横目に、密かにBMWのR80に憧れていました。それから二回り以上年月が経過し、憧れていたバイクより若干排気量が大きいですが、今BMWR100に乗っています。ただ、自分の視力や体力といったポテンシャルに、確実に経年劣化を感じる今日この頃、買った当初は長く乗り続けて、もしかしたら最後のバイクかなと思ったR100も、最近ではあがりバイクじゃないな、と思い始めました。いつか手放して乗り換えるバイクは、もう少し軽くて、振り回せて、スピードは出せなくても、どんなところでもずんずん入って行ける様な…。
ま、今時点の上がりバイクのイメージですけど。

昨晩、このブログに来ていただいている方から教えていただいたCGTVの録画を見ました。「60代、70代でも乗れる輸入バイク」がテーマの内容でした。軽く取回せて、扱いきれるパワーのファンバイク、という趣旨には共感しましたが、番組で扱うバイクが多すぎて、もう少し種類を絞り込んでじっくりと紹介して欲しかったですかね。
ただ、番組を進める二人の年配、もとい(失礼!)、二人の大先輩が、本当に楽しそうにバイクに触れていたのが印象的でした。もっと年食って、重いバイク乗れなくなっても、バイクは乗っていたいな(うちの親父は80歳くらいまで“50㏄じゃない”カブに乗っているのがひそかな自慢でした)。それでもって、あんなふうに楽しそうにバイクに触れたり、バイクの話をしたりしていたいな、と思った次第。

ただ、重いバイクが乗れなくなる前に、GUZZIの古めの奴に乗ってみたいな、というのは秘密です。なんか空気を切り裂いてまっすぐ走って行きそうじゃない(そう思うのは私だけ?)