TANDEM STEP

只今長期療養中です、復活までしばしお待ちを

冬支度の前に

9月の中頃から時々右手に痺れを感じていたのが、この2週間特に右肩から手先までの痺れがひどくなり、ちょうど正座のあとの足みたいにビリビリする。流石にまずいなと思い、先週末に近所の整形外科で診断してもらいレントゲンを撮ったところ、上から何番目かの頚椎の間が詰まっていて神経を圧迫してるんではないかとのこと。実は4,5年前にも同様な症状が出ていて、その時は左側の肩から手にかけて激痛で肩が上がらなかった。その時よりは症状も軽く、当面定期的にホットパックと牽引でリハビリしましょうということになった。

今朝は朝から良い天気で、絶好のツーリング日和だったが、そんなこともありバイクに乗るのを自粛してメンテをすることにした。

まずはバルブクリアランスの確認。

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左側はIN側、EX側ともに規定値通り。右側は、EX側が規定よりもやや広がっていたのでスラスト側のクリアランスと合わせて詰めた。プラグキャップを外し捨てプラグをつけ、シリンダーフィンにリークさせてセルをちょっと回す。

オイルが回るように、のおまじないである(長くなりそうなので続く)。

SPEED AND STRENGTH

10月の3連休のツーリングの最終日、日没前に帰れるかと思ってたが、中央道でお約束の渋滞。すりぬけもつらいので相模湖ICで下りて、20号で八王子方面に抜けようとしたところ、峠を越えて高尾山IC手前くらいで渋滞。誰もが考えることは一緒だなと思いつつ、信号で止まってヘルメットのシールドを開けた瞬間、片方が外れてぶらついた状態になった。道路脇にバイクを寄せて確認するとネジが飛んだらしい。幸い自宅まであと10数kmだったので、そのままで走行し無事帰着。

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その後忙しくてバイクに乗る暇もなく放置していたのだが、改めて確認するとシールドを固定する部品のネジが緩んで落ちたらしい。超低頭のM4ネジとまたややこしいネジだなぁ、と思ったものの、近所のホームセンターに似たサイズのものがあったので(ただし銀色)、締め込んで頭を黒色にタッチアップして、無事補修完了。

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私が今メインで使っているヘルメットは、SPEED AND STRENGTHという米国のアパレルメーカーのSS1600というモデルで、メリケンオンラインさんで購入したもの。http://www.meryken.com/index.html

もともとヘルメットはarai派で、ラパイド系をずっと使って来た。ただ、今回はインナーバイザーを使って見たかったのと帽体のデザインが気に入ったので選択した。何より値段が安く、現時点で2万円ちょっと、SHOEIで考えていたモデルの半額以下。失敗したら買い替えたら良いという感じ。

感想は作りも悪くないし個人的には満足してる。ただ、海外モデルはサイズ選択が難しいと思う。特に今回のように通販だと試着ができないし。(メリケンオンラインさんはサイズ変更も受け付けてくれるけど。)日本人の幅広、平たい頭蓋骨に対して、欧米人はやっぱり縦長なんですね。ARAIではLサイズを使ってたが、ワンサイズ大きいXLでは前後に余裕があるものの、耳の上から後ろあたりの側頭部がかなりきつめ。頭の形によっては、2サイズ大きめでも良いかも。確かに前面からは細めで、サイドから見ると長い形の方が格好良いんだけど。SHOEIよりARAIの形が好きな人には良いかも。

個人的には気に入ってるけど、ヨメには不評で、「子供っぽくない?」とのこと。

次はBELLのbullittあたり買おうかなぁ。

ハレオトコ?

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二日目の明け方、雨音で目を覚ました。相当な土砂降りなので、諦めて2度寝。

温泉入ったり、ツーリングの朝にしてはゆっくり目の時間を過ごし、雨が止むのを待って10時頃スタート。

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松本で高速を降り、野麦街道で乗鞍方面へ。奈川渡ダムで左手に折れ、野麦峠から木曽街道へ抜けて昼食。予定では御嶽の方を回りたかったのだが、出発時間が遅かったので今回も断念。

今回も、というのは、実は去年の今頃も御嶽方面へのツーリングを計画したんだけど、雨でコース変更したため。またも持ち越しか?

野麦峠は15年以上も走ってなかったけれども、全くと言っていいほどイメージは変わらなかった。あの道通るとなぜかいつも、寂しーい気持ちになるんだよなぁ。雨上がりのため、落ち葉と濡れた路面が気になり、ずーっと目の前の路面ばかり見ていたような気がする。

昼食は、御嶽方面へ抜ける20号の分岐を通り過ぎたところにある蕎麦屋で新蕎麦を食べた。

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テーブル4つ程度の小さな店ながら、ひっきりなしにお客が来てたので、結構有名な店だったのかも。 他のお客さんは皆、ざる蕎麦を食べていたけど、野麦峠が結構寒くて、手がかじかむほどだったので、我々は全員暖かい山菜蕎麦を注文する。サービスで天ぷらをつけてくれて、身も心も温まった。

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木曽街道は道も新しく、快走路。明け方の土砂降りで心配したが、結局この日は全く降られずに済んだ。雨男なのか、実は本来雨のところをギリギリ回避できたのは逆に晴れ男なのか。

ここはポジティブに考えて、我々皆雨男ではない、という結論で。

御嶽山の勇姿も見ることができたしね。

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伊那で、関西に帰るS君、長野道周りで帰るM氏、そして中央道で上る私と3人バラバラなので、次回5月の再開を約束して解散。

この10月のツーリングを終えると、後は一気にメンテ&カスタムの季節、冬が近づいてくる。寒くなる前にあと何回バイクで遊べるだろうか。

 

 

 

 

アメオトコ

この3連休、ツーリングに出かけていたライダーの方々も多いんじゃ無いでしょうか。

私も8〜9日の前半に信州に行って来ました。初日のルートはこちら(予定)。

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先週の台風通過後、二転三転する天気予報を見ながら一喜一憂して迎えた当日の朝、関東地方は残念ながらの雨で、20年もののカッパを着込んでスタート。いつもロングツーリングの直前になって、レインウェアを買い換えておけば良かったと後悔するけど、普段は雨が降ったら乗らないのでついつい忘れてしまう。幸い雨も小降りで、S君と待ち合わせの岡谷ICまでは降ったり止んだり。休憩で立ち寄った双葉SAでは一瞬太陽も覗き、虹も見えたんだけどね。

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岡谷IC降りてすぐのコンビニに定刻の15分前に到着。S君はすでに着いていてコンビニの喫食コーナーで朝食中。そして、私がコンビニには入った直後に雨足が強くなった。

雨足が弱くなるのを待って、10時過ぎにスタート。前半のビーナスラインを諦め、40号線で霧深い霧ヶ峰〜車山高原を抜けて女神湖で昼食。ここで最後のメンバーM氏が合流。

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その後は雨が上がり、蓼科スカイラインを下るにつれ天気も回復。佐久に抜ける頃には晴れ間が出て暑いくらいで、特に下りのストレートで正面に虹が見えた時はテンションも最高潮に。

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佐久からは麦草峠を折り返し、宿泊先の諏訪湖畔へ。宿の手前数kmでちょっと雨に降られたけど、蓼科スカイラインから麦草峠はほぼ路面も乾いていて、ほとんどストレスを感じることなくワインディングも楽しめた。宿に着いたら後は露天風呂にビールとバカ話。

 ロングツーリングに出ると、しかも今回のように雨に降られると、仲間内で必ず話題になるのが誰が雨男かってこと。10年以上も前まで遡って、あの時お前が来たら雨が降りだした…、等々。
まぁ、それも気心の知れた仲間とのツーリングの楽しみの一つなんだと思う。

さて、今回のメンバーは3人、雨男は誰?

 

オーバーフロー

せっかく雨が降らない週末だったのだけど、娘に風邪をうつされ鼻水は出るし頭が痛いしで、テンションは上がらず…。とは言え来週の3連休は泊まりのツーリング。課題のキャブのオーバーフローを何とかせねば、というわけで作業をします。

まずは問題の左気筒のキャブを外し、ジェット類を全てバラして穴という穴に全てにパーツクリーナーを吹き込み清掃。ただ、買って1年ちょいのキャブ。そんなに汚れてる風でもなく、バラしたニードルバルブの先端も段付き、傷が見当たらないので、最後に油面を確認して終了。油面も規定の17〜19mmに収まっていて問題なし…多分。

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元通り組み直して燃料コックを開けたところ、やはりぽたっ、ぽたっとオーバーフローが止まらないので、その日はネットでニードルバルブをアッシーで注文して終了。今回は奈良のhollyequipというショップ(http://www.hollyequip.com/)というショップに注文。実に対応が早くて翌日のお昼には部品が届きました。便利な時代になったものです。

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ニードルバルブの本体側は真鍮製のねじ込み式で、ニードルバルブとアッシーとなっていて、併せて交換しました。外した部品を改めて確認すると、バルブ側、受け側ともに、見た目には傷、段付き等無いのですが、二―ドルバルブのホルダーと本体の間の紙製のガスケットが広がっていて、一部漏れてた可能性もあり。

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ただこれも、昨日一度ばらして組み直した時に、組み付けミスで広がった可能性も有り、何とも言えませんが。(ガスケットを再利用するなとおこられそうですね)

 さて、組み付けて再度燃料コックを開けると、無事オーバーフローは止まっていました。夕方、近所をぐるりと回ったところ、特に問題もなくすこぶる快調。結局のところこれといった原因が見当たらないまま、問題解決です。

あとはツーリングへ向け携行品の準備をするだけ。毎回ロングツーリングの前は、何故か決まってメカトラブルで、ギリギリまでバタバタするのですが、今回は奇跡的に調子が良く、気持ち悪いくらい。

まさかツーリング先でトラブル、何てことにならないだろうねぇ。

朝駆け〜GPSのこと

先週の日曜は久々の晴空。ただ娘の相手をする約束だったので、空いた時間は早朝のみ。

よって先日行った宮ヶ瀬湖に出かけることにした。途中いつものように津久井湖によりキャブの同調を取ったが、アイドリングがどうも安定しない。

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取り敢えず付けたサイドバッグとGPSのチェック。サイドバッグは一応問題無さそう。今回はやっつけだけど、いずれ純正のシティーケースをつけたい。ステーが簡単に着脱できたらベストかな。これは冬に時間ができたら考えよう。今年の冬は塗装もやり直したいなぁ。

次いでステーを自作してトップブリッジに返り咲いたGPS。ウチのはGARMINのハンディータイプで、eTrex30というモデル。通常山歩きなんかに使うんだと思うけど、乾電池で長時間駆動できるので(まる1日は使える)、自転車で長距離乗るイベント(ブルベ)では結構人気があったモデル。ナビ機能なら今時の携帯の方がよっぽど優れているけど、あらかじめ作ったルートと現在地の確認、あとログの取得目的程度という私の用途なら、これで十分。コンパクトなのも気に入ってるところで、4、5年前に並行輸入品を購入し、ネット情報で日本語化し、open street map (OSM)というフリーの日本地図を入れて現在も愛用中である。欲を言えばもう少し画面が大きくて、運転中も操作が簡単なタッチパネル式のやつが出ないかなぁと思ってたら、eTrex Touchというモデルが昨年出たので、いずれ買い換えたいなぁ。。物欲ばかりである。

今使用しているOSMという地図、結構詳しくて悪くないんだけど、地名などの情報がすべてローマ字。ネットで久しぶりに検索すると、OSMを使ったGarmin GPS用のフリーの日本語表記の地図を配布されている方を発見(https://osm-for-garmin.org)。早速入れてみたけど、これが中々良い感じ。近所の飲食店は最近オープンしたばかりなのに既に登録されている。何より日本語の表示が入るだけで視認性が良く感じるのは不思議。ヒトの認知能力は不思議だ。

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さて、家に帰りエンジンが冷めるまでR100をガレージの前に置いておき、ふと見るとバイクの下に小さな水溜りが…。燃料コックを閉め忘れたのもあるけど、どうやら左側のキャブがオーバーフローを起こしているようだ。どうりでアイドリングが安定しないわけだ。走ってる最中はさほど、問題無いように思ったんだけどね。ドライバーの柄で軽くコンコン叩いてみたが止まる気配は無い。

症状が軽いうちに何とか対応しないと…。

 

 

 

ツーリングの準備

こう休みの度に雨ばっかり降っては、バイク乗るのも、いじるのもままなりません。10月初旬の3連休にツーリングに行く約束をしているので、準備をします。

その1: GPSのステー取り付け

GPSと言っても、GARMINのハンディータイプetrex30。数年前、自転車にはまってた頃に購入したもので、画面も小さいし、バイクだと操作性もイマイチ。ただログを取るのと大雑把にコース見るのが目的なので、文句言いながらも使い続けてます。

ハンドルをパイプハンからセパハンに替えたので、マウントがつかなくなってしまいました。ホームセンターで物色し、引き出し用の取手とL字金具を組み合わせて即席のステーを作成。安っぽいけど、コスパ優先ということで。

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これをトップブリッジのハンドルマウントを付けていたボルト穴に固定。取り付け後はこんな感じ。

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その2:積載能力のアップ

1泊のツーリングとなると着替えに雨具。ガジェット類の充電器、などなど。無理すればタンクバッグでもイケそうだけど、それは避けたい。ノーマルの時はパニアケースがあるので、1泊どころかキャンプツーリングだって問題なしでしたが、今更パニアのステー取り付けもキツイ。適当なサイドバッグを物色したものの、なかなか気にいったものも見つからないので、10年以上前に使っていたサドルバッグの片方を流用することにしました。近所の手芸屋でバックルや樹脂製の角カンを物色。フレームとマフラーステーに固定します。

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とりあえず完成図はこちら。格好は置いといて、とりあえず積載能力はこれで確保できました。

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今回のツーリングの同行者Mさんは、もう20数年来の付き合いで、若い頃は泊まりのツーリングといえば、 その前に気合い入れて、マフラー変えたり、カウルをつけてみたりと、何かしらいじるのがお約束になってました。で、間際にいじり壊して当日ピンチ!というのがお決まりのパターン。

今回も、何かいじらないの?と、大人気なく煽ってきますが、スルーします。

うちのバイク、本調子でないものの、今の所走ってくれてますから。