TANDEM STEP

只今長期療養中です、復活までしばしお待ちを

カブを引き取ってきた時の話〜USB電源の取付

これまで何台もバイクを乗り継いできましたが、考えてみたら原付(50㏄以下)を保有するのは初めてでした。

千葉で車体を受け取り、郊外を40〜50㎞/h平均で流す間は、いつもとスピード感が違うので、新しいバイクを手に入れた高揚感もあって、目から入ってくる街の様子なども情報量が多く非常に新鮮でした。これもありだな、面白い。

それが、皇居と国会議事堂の脇を抜けR20に入ったあたりから急に混み始め、府中の辺りで数十m走っては止まり、再発進をくり返すようになって、原付の非力さが身にしみました。車の流れに乗れない!

30km規制に合わせたカブの特性なのかも知れませんが、1、2速が超ショートで、引っ張ろうにもすぐ吹けきり、十分にスピードに乗れないまま後続車に煽られ、3速でさぁこれから引っ張るぞというところで先行車がストップ。路側で後続車を常に気にし、道を譲りながらストップアンドゴーを繰り返す。最近、通勤中に見かけるスクーターやカブがみんなピンク色のナンバーなことに納得しました。

かと言って、ギヤ比をもっとロングに振っても、トルクがなくて走らないんだろうなぁ。

千葉から自宅まで70kmちょっと、大型バイクなら早朝にちょっと散歩に出掛ける距離ですが、途中渋滞に巻き込まれたこともあり、昼食の時間も入れて4時間近くかかってしまいました。まぁ、否定的なことばかり書きましたが、ちょっとしたツーリング気分で楽しかったんですけどね。

ただ、これで雨に降られていたら、気分は最悪だったかも。

自宅に帰り着き一息ついた後、USB電源を取り付けました。随分前に1000円を切る値段に釣られて買ったものの、「ちゃちぃ」ので取り付けることもなく放置してたものです。

ネットで調べるとウィンカーリレーから分岐させるのが定番のようです。本体をエアクリーナーボックスの上にタイラップで止め、メインハーネスに沿って線を這わせ、バッテリーケースの横から右横の電装系まで線を引っ張ってきます。

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本体はココね。

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バッテリーケースは2本のネジで止まっているので、ネジを外し、バッテリーを引っ張り出します。

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ウィンカーリレーに行ってる(+)電源の黒い線を2極のギボシで分岐させて、ここにUSB電源の赤い線を繋ぎ、USB電源の黒色のアース線はM 6の端子をつけてレギュレータの取り付けネジに落としました。小容量のヒューズが無かったのでつけませんでしたが、今度適当な小容量のヒューズケースを買ってきて、プラスの線に割り込ませよう。

USBのジャック本体は、取り敢えずレッグシールド内側のこの位置に取付ました。

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線の取り回しが煩わしいので、今度レッグシールドの取付ネジの横に穴を開けてグロメットをかまして線を取り出そうかと思います。このUSB電源の値段以外の取り柄がスイッチ。使わない時はここでオフにできるので、余分な電気を食わなくて済むのではないかと思います。

取り敢えずエンジンかけて携帯繋いだら充電できたので、次回実走テストします。

今後は前後に大きめのキャリアをつけて旅仕様にしようかと思ってたのですが、あまりにもの非力ぶりにちょっと方針変更の予定。そんなにスピードはでなくていいんで、最高速は10kmましの70kmくらいで抑えて、その代わりに下のトルクを増やして、もうちょいロングで1、2速を使えるようにしたいなぁ。排気量の上乗せは不可避か?

あぁ、底無し沼にズブズブとハマっていく予感…。