TANDEM STEP

只今長期療養中です、復活までしばしお待ちを

体たらく

台風19号の影響で延期されたツーリングに、11月第一週の3連休の前半に行って来ました。目的地は岐阜県奥飛騨温泉郷オートキャンプ場。天気予報で最低気温は3℃、寒がりな私にとってこの時期のツーリング、しかもキャンプというのはちょっと経験がないです。アウトドア好きな人によると、秋、冬こそキャンプの醍醐味だという人もいますけどね。

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例によって大荷物です。色々厳選して荷物を減らしたつもりだったのですが、最低気温3度の予報にビビって、あれもこれもと追加するうちに、いつもより更に大荷物になってしまったという…。

目的地まで250kmしかないのですが、行楽シーズンでしかも3連休の初日、交通状況も読めないので、今回はキャンプに特化してお昼頃に現地集合としました。出発前に道路状況を確認すると早くも圏央道と中央道の合流ポイントとそこから相模湖までが渋滞し始めている様子。そこで相模湖までは下道で約1時間走り、その後は中央道-長野道経由で松本ICでおり、後はR158で平湯方向に抜けるという、ツーリング的には何のひねりもないコース。それでも気温が低いせいか上体に力が入り、体はガチガチに強張り、頭痛がして来ました。そういや風邪気味なのでした。

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それでも12時過ぎに無事現地に到着。今回の同行者はこの方、全く逆の関西からの合流です。新車で気合入りまくりです。なんと1860ccという想像もつかない大排気量バイクでの参加、乗り味がきになるところですが、マイルドかつスムースで、ワインディングも乗りやすいとか。ホンマかいな。めっちゃワイルドでカッコいいんですけど。

翌朝の出発時に暖気もそこそこにすっと走り出すところは今時のバイクだな、と。私の古式のキャブ車は少なくとも15kmは走らないと暖まらないので本調子になりません。

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キャンプ場は思いの外賑わってました。家族連れは勿論、バイク乗りのキャンパーが多いのにびっくり。途中高速ではそれっぽい人はあまり見かけなかったのですけどね。

今回のキャンプの仕様はDODのライダーズベースにワラビーテント。あと荷物になるけど寒さ対策にコットを入れ、快適温度5℃の寝袋+Snugpakのジャングルブランケット。着込んで寝たので暑くて途中目がさめるくらいでした。これは寒がりな私でも秋冬キャンプいけるかも。

今シーズンからライダーズベースを使い始めたのですが、同行者のムーンライトと比べ設置や撤収に手間取るので、同行者に気を使うのと、今回のような芝の地面では結露が激しく、コットン製のインナーテントは高さが足りず上面が接しているので、朝起きると上部がかなり湿っていました。

気に入ってるのですが、来シーズンでソロやファミキャン以外では、もっと軽装備のテントの方がいいかな?今回のようにキャンプ目的ならいいけど、距離も走って同行者ありとなるとちょっとキツイかも。

奥飛騨温泉郷オートキャンプ場は設備も整っているし、清掃も行き届いて良いキャンプ場でした。洗い場でお湯が出るのにびっくり、さすがは温泉地。露天風呂もあるのですが、こちらは今回は使わず、近場の荒神温泉にでかけました。川沿いの脱衣所があるだけの露天風呂ですが、なかなか良い感じでした。何より無料だし。キャンプ場の使用料は1650円/人+薪代500円でした。野趣溢れるキャンプ場というわけにはいきませんが、ファミリー向けには良いかも。

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翌朝は9時過ぎに出発、高山まで同行者とご一緒し、その後R361で木曽福島まで引き返しました。途中朝日村の道の駅で休憩。

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R361は何度か走ったことがありますが、いつ走っても空いてて道もよく、まさに快走路と行った感じ。途中御嶽方面や野麦峠などもアクセスできますが、今回は荷物も多いし寒くなる前に帰りたいので全てパス。明るいうちに帰りつけるかと思ったのですが、いつも通り帰路の中央道で関東圏に入るところで渋滞。ギリギリ日没後の5時過ぎの帰着となりました。

秋冬キャンプ楽勝!と帰り着いた矢先は思ったのですが、元々風邪気味だったのもあってかリンパ腺を腫らし、その後一週間は身体の節々も痛くぐったり。

今年のロングもこれが最後かなぁ。本格的な冬の前に、あと一回はロングツーリングにでかけたいものですが。あ、キャンプはもう無理かも…。