TANDEM STEP

只今長期療養中です、復活までしばしお待ちを

経年劣化と上がりバイク(前編)

今回は少し長くなってしまったので、前後篇にわけます。
前回の更新で、10数年ぶりのキャンプ泊について書きました。道具類を10数年ぶりに使用したのですが、やはり問題がいくつかありました。

ストーブ類やコッヘルといった金属製の物は全く問題ありませんでした。
SNOWPEAKのガスカートリッジ式ランタンは、10数年前に使用していたマントルもそのままで問題なく灯りをともしてくれました(予備マントルも持って行きましたが、最後までもって良かったです。マントルの付け替え方など忘れていましたので。)
焚火台(ユニフレーム製ネイチャーストーブ)も、拾った落ち葉や木端で簡単に薪に火がつき助かりました。これがあるかないかで、今回のキャンプ泊の印象は随分と変わった様に思います。

一方で樹脂製のものはだめでしたね。
まず、テントを設営していると、フライシートから紐のようなものがブランと垂れ下がり、テントの内部も白い屑が大量に発生していました。いずれもシームテープが劣化して剥がれたもので、先の休日に仮設営した時に剥がれかけてやばいなぁと思っていたもの。昔のように雨の中の強行キャンプをすることは、もうないとは思いますが、防水対策に張り替えたほうが良さそうです。フライシート表面の撥水性能も効いてないんだろうなぁ。でも、買換えはさけたいなぁ…といったところ。

次いでマット。エア式の走りの頃に購入したものです。最近は自動膨張式のものもあると噂には聞きましたが、ウチのやつは寝心地&コンパクトさと引き換えに、空気を吹き込む時と、逆に収納する際の空気の排出時に手間取るという難が有ります。エア式はよくパンクしたら最悪だ、などと言いますが、今回はパンク以前に、空気を吹き入れて膨らませようとすると、吹き込み口が根元から崩れるように折れてしまいました。どうも樹脂が劣化していたようです。メリットの寝心地は最悪、保温性も今一の結果でした。
次回は収納性では劣るものの、耐久性が見込めるサーマレストの折りたたみ式のマットタイプ(もしくはそのコピー品(笑))に買い替えようと思います。

でもコレって相当かさばりそうなのが難点だよね。

とまれ、いくつか問題はあったものの、久々のキャンプ泊は肉体的には疲れましたが、短時間に関わらずリラックスできて、十分満足のできるものでした(後篇に続く)。