TANDEM STEP

只今長期療養中です、復活までしばしお待ちを

Reboot

秋晴れの日が続きます。随分と紅葉が進み、バイクが気持ち良いシーズンもあと少しといったところでしょうか。

私に関して言えば、体調不良もあって今年はもうすっかり終了モードに入ってます。

年初には、「今年はがつがつ乗るぞ!」と思ったものですが、距離が全然伸びず、特に夏以降の失速ぶりはひどかったですね。10月に至っては中盤の浜松へのツーリングのみだという…。夏場以降、やたらと週末は雨にたたられたというのもありますが、確実にフットワークは重くなりました。

 

そんな土曜日の午前中、近所の整形外科に行ったついでに珍しく書店のバイク雑誌コーナーを覗くと、clubman誌が並んでました。昔懐かしい表紙、しかも赤色の「1」という数字。ナニゴト?

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ネットで調べると2009年に休刊していたんですね。出版社を変えてのリスタートなんでしょうか?

最近バイク雑誌なんて買うどころか、立ち読みすらしてなかったので、なくなっていたことすら気づきませんでした。というか、2009年には日本にいなかったのでバイクも降りていたし。

最近はネットで手軽に情報にアクセスできるし、雑誌の記事より個人のブログの方がとんがっていて面白い場合が多いし、すっかり紙媒体の雑誌を買って見ることも無くなりました。でも若い頃、まだネットもなかった時代には、雑誌は貴重な情報源でした。記事はもちろん広告で見つけた店に行ったり、電話で聞いたり、個人売買で部品を買ったり…。

当時ちょっと大人向けのバイク雑誌はClubmanにBiker's Station、Rider's Club、あと別冊モーターサイクリスト。当時のバイク仲間でも、好きな雑誌に棲みわけができてたように思いますが、私はツイン、シングルが好きだったのと、写真が好きで、もっぱらClubman誌を買ってました。好きな特集の号はそれこそ表紙が擦切れるくらい何度も見直してました。今でも押入れの中にダンボール箱に何箱分かはあるんじゃないかな。

ちょっと懐かしくなってパラパラっとページをめくると、目次のイラストから特集の写真、バイクの長期レポート…、懐かしい雰囲気の記事が並んでました。流石に個人売買コーナーは無くなってましたが。この雑誌がきっかけで900ssやGooseに乗ったし、草レースに出てみたり、ちょっとバイクの深みを縁から覗かせてもらいました。ひっくり返して値段を見ると1080円、このくらいのムック本なら1500円くらいはするんじゃないのと思っていたので、レジに直行し買ってしまいました。

久々の紙媒体雑誌、買って4日経ちますが、実はまだ手をつけてません。美味しいコーヒーでも飲みながらゆっくり特別な時間を、と思ってたらなかなか時間がなくて。次号は来年1月ということなんで、それまでゆっくり楽しみます。紙媒体ならそういう楽しみ方もあるか。

 

Re-bootネタと言えば、最近娘と一緒に、週末の朝にTVで仮面ライダーを見るようになったのですが、思わずはまってAmazon Prime配信の仮面ライダーAmazonsを一気見してしまいました。そこで止まらず続けてキカイダーreboot。おかげで睡眠時間をけずり、体調はますます悪化の一途です。

私と私のバイクの再起動はいつになるのやら。あぁ、機械の体が欲しい…。

 追記

写真を撮るために、買って以来初めて袋から出した。後ろのClubmanは数年前に古本屋でたまたま見つけて買ったもの。デザイン的には今回の号の方が馴染みがある。ごく初期の号は表紙にツヤがなかったような気がする。あとEnthusiastic Motorcycle Magazineという文字。「エンスー」なんて言葉もこの雑誌で覚えたんだけど、そういや最近聞かないなぁ。