TANDEM STEP

只今長期療養中です、復活までしばしお待ちを

オーバーフロー

今朝は自転車でなくR100でいつもの散歩道に。
どうもアイドリングが安定しないし、なんかエンジンがガサツに回ってる気がします。そうなるともうだめで、最近ちょっとうるさ目になってきたエンジンからの音も気にさわります。
信号で停まってふとキャブを見ると、シリコンチューブの先端からポタっ、ポタっとガスが落ちていて、どうやらオーバーフローのようです。つま先で軽くコツコツキャブをつついてみても止まる様子もなくイヤーな気分。
仕方ないのでいつもより早めに切り上げて帰り、キャブをばらしてみました。

燃料フィルターに堆積物はないし、キャブの内部もきれい。こういう時VMキャブは部品点数も少なく楽チンです。フロートバルブを外すと、先端まで金属製でゴムじゃないんですね。よく確認しても傷や段付きもなさそう…。手のうちようがないので、穴という穴にパーツクリーナーを吹き込んだあと、キャブを元に戻しました。燃料コックをひねると…オーバーフローは止まってました。ゴミでも噛み込んでいた?とりあえず今日はこれで終了。改善してくれるといいんですが…

来週は昔馴染みの悪いバイク乗りの人たちと、一泊で信州に行く予定です。週間予報ではどうも天候があまり良くなさそうです。誰だぁ、雨男は?

追記
先ほどガソリンを入れに近所のガソリンスタンドまで行ってきましたが、アイドリングがかなり安定し、吹け上がりも軽くなり、エンジンが軽やかに回るような感じ。今日の下り坂の天気と一緒にちょっとブルーに入りかけてましたが、これで一安心。あとは来週の天気次第か。

朝ポタ

今日は天気が良いですね〜。
早起きして自転車で近所をぐるり。

今日はこの2、3年部屋のオブジェと化していた3号機でお出かけしました。
普段乗ってるミニベロよりタイヤ細いし、よく転がるんですが、なまりきった今の自分には小一時間走っただけでヘロヘロです。
あー疲れた…。

3号機は中古のチタンフレームに合わせた、ちょっと古めの変速機がお気に入り。オブジェじゃかわいそうなので、もうちょっと乗ってあげないと…

経年劣化と上がりバイク(後編…)

先日行ったキャンプ泊で思ったこと、後編です。

今回行ったキャンプ場は川沿いに長く広がるレイアウトで、エリアに入ると未舗装路が続いていました。行きはキャンプ場奥の外れまで、調子に乗って傾斜路をずんずん登って行きましたが、翌朝撤収の際、周りに気遣って十分に暖気をしなかったせいで、ぐずついてストゥールしかけるバイクを半クラでごまかしながら下って行くのは、少々ビビりました。荷物を積載して、上体を自由に動かして使うことができなかったてのもあるかも…。
途中、軽快に木々の間を縫うように走っていくオフバイクを見て、いずれ軽量なバイクに買い替える時期も来るのかも…と思いました。

最近、同世代のバイク乗りの仲間内でよく話題に出るのが、あと何年バイクに乗れるだろう、と、上がりバイクはなんだろう?の二つ。
レーサーレプリカバイク全盛の若い時分、上がりバイクとよく揶揄された代表格の一つがBMWでした。ただ私は、年々レーサーにそっくりになっていくバイクを横目に、密かにBMWのR80に憧れていました。それから二回り以上年月が経過し、憧れていたバイクより若干排気量が大きいですが、今BMWR100に乗っています。ただ、自分の視力や体力といったポテンシャルに、確実に経年劣化を感じる今日この頃、買った当初は長く乗り続けて、もしかしたら最後のバイクかなと思ったR100も、最近ではあがりバイクじゃないな、と思い始めました。いつか手放して乗り換えるバイクは、もう少し軽くて、振り回せて、スピードは出せなくても、どんなところでもずんずん入って行ける様な…。
ま、今時点の上がりバイクのイメージですけど。

昨晩、このブログに来ていただいている方から教えていただいたCGTVの録画を見ました。「60代、70代でも乗れる輸入バイク」がテーマの内容でした。軽く取回せて、扱いきれるパワーのファンバイク、という趣旨には共感しましたが、番組で扱うバイクが多すぎて、もう少し種類を絞り込んでじっくりと紹介して欲しかったですかね。
ただ、番組を進める二人の年配、もとい(失礼!)、二人の大先輩が、本当に楽しそうにバイクに触れていたのが印象的でした。もっと年食って、重いバイク乗れなくなっても、バイクは乗っていたいな(うちの親父は80歳くらいまで“50㏄じゃない”カブに乗っているのがひそかな自慢でした)。それでもって、あんなふうに楽しそうにバイクに触れたり、バイクの話をしたりしていたいな、と思った次第。

ただ、重いバイクが乗れなくなる前に、GUZZIの古めの奴に乗ってみたいな、というのは秘密です。なんか空気を切り裂いてまっすぐ走って行きそうじゃない(そう思うのは私だけ?)

経年劣化と上がりバイク(前編)

今回は少し長くなってしまったので、前後篇にわけます。
前回の更新で、10数年ぶりのキャンプ泊について書きました。道具類を10数年ぶりに使用したのですが、やはり問題がいくつかありました。

ストーブ類やコッヘルといった金属製の物は全く問題ありませんでした。
SNOWPEAKのガスカートリッジ式ランタンは、10数年前に使用していたマントルもそのままで問題なく灯りをともしてくれました(予備マントルも持って行きましたが、最後までもって良かったです。マントルの付け替え方など忘れていましたので。)
焚火台(ユニフレーム製ネイチャーストーブ)も、拾った落ち葉や木端で簡単に薪に火がつき助かりました。これがあるかないかで、今回のキャンプ泊の印象は随分と変わった様に思います。

一方で樹脂製のものはだめでしたね。
まず、テントを設営していると、フライシートから紐のようなものがブランと垂れ下がり、テントの内部も白い屑が大量に発生していました。いずれもシームテープが劣化して剥がれたもので、先の休日に仮設営した時に剥がれかけてやばいなぁと思っていたもの。昔のように雨の中の強行キャンプをすることは、もうないとは思いますが、防水対策に張り替えたほうが良さそうです。フライシート表面の撥水性能も効いてないんだろうなぁ。でも、買換えはさけたいなぁ…といったところ。

次いでマット。エア式の走りの頃に購入したものです。最近は自動膨張式のものもあると噂には聞きましたが、ウチのやつは寝心地&コンパクトさと引き換えに、空気を吹き込む時と、逆に収納する際の空気の排出時に手間取るという難が有ります。エア式はよくパンクしたら最悪だ、などと言いますが、今回はパンク以前に、空気を吹き入れて膨らませようとすると、吹き込み口が根元から崩れるように折れてしまいました。どうも樹脂が劣化していたようです。メリットの寝心地は最悪、保温性も今一の結果でした。
次回は収納性では劣るものの、耐久性が見込めるサーマレストの折りたたみ式のマットタイプ(もしくはそのコピー品(笑))に買い替えようと思います。

でもコレって相当かさばりそうなのが難点だよね。

とまれ、いくつか問題はあったものの、久々のキャンプ泊は肉体的には疲れましたが、短時間に関わらずリラックスできて、十分満足のできるものでした(後篇に続く)。



久々のキャンプツーリング〜50km、1時間ちょっと先のスロータイム

GW後半3日目、いよいよGWも終わりが見えて来ました。朝から庭の芝生を刈り、リビングのマットを洗い、もういいだろうということで午後3時に出発。

午前出て日帰りツーリングも考えたのですが、暑そうですし渋滞も嫌なので、キャンプ泊の翌朝帰りに決定。場所は近場で予約不要のフリーサイトで調べた結果、道の駅道志を山梨側にちょっと過ぎた辺りにある道志の森キャンプ場にしました。出かける前に電話すると、割と空いているとのこと。バイクでのキャンプ泊は実に10数年ぶりです。

キャンプ場の外れの方で、人が少ない場所に陣取りました。

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家から約50km、1時間ちょっと走っただけで随分と山深い場所に来た気分です。

明るいうちについたので、管理棟に薪を買いに行くついでに付近を散策していると、日が傾いてきたので慌てて設営します。テントをはじめあらかたの機材は10数年前に使っていたもの。ただテーブルとイスが何故か見つからなかったので、アマゾンで急遽買い足しました。値段優先で買ったのですがけっこう使えて一安心。イスなんて某有名メーカーのコピー品なんでしょうが、以前使ってたやつよりもはるかに座り心地がよかったりして。

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日が暮れた頃、食事の準備をします。本日の一品目はグリーンカレー、ただし缶詰。ご飯はパックもの、家で備蓄されてたものだけど、賞味期限もギリギリでそろそろ入れ替え時でしょう。

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昼間は暑かったのに、日が暮れると気温もぐっと下がってきて、焚き火が心地よく感じます。

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2品目にして本日のメインディッシュ、和牛のももステーキ230g。ニンニクと塩コショウ、最後手持ちのお酒をちょっとかけて完成、なかなかうまく焼けました。

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あとは薪が尽きるまで焚き火を見ながら、おつまみとお酒でぼーっと過ごします。 ものすごくスローな時間。若い時、ソロキャンプはあまり良い思い出がなくて、仲間とワイワイ騒ぐキャンプツーリングはよく行ったけど、ソロは数えるほどで、好んで行きませんでした。

でも一人でこうやって過ごす時間もいいもんです。年取って怖さとか寂しさという感覚がにぶったのかな…。ま、これもキャンプ場で、少し離れていても周りに人の存在を感じるからいいのかも。これが山の中で独りきりだとまた違うかもね。

 

さて翌朝は5時に鳥の声で目が覚めました。スープパスタ(即席)とコーヒーで簡単に食事を済ませ、あとは洗い物に後片付けと撤収。

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8時過ぎにはキャンプ場を後にして、家人と約束した10時前には無事帰り着きました。

午後3時に出て、翌朝には帰るいう、キャンプだけに特化したツーリングでしたが、たまにはこんな時間の過ごし方もいいかも。また、行こうかな。

 

 

 

 

 

 

ツバメ

GW前半の中日、今日は特にルートを決めず、ナビ任せでウロウロ走っていると、結局いつもの見慣れた道にたどり着きました。
道志ダムはもうツバメが気持ちよく飛んでました。季節は確実に回ってますね。

明日は家族サービスでお出かけ。GWの後半はなんとか時間作って、遊びに行きたいもんです。

SIGG FIRE-JET

毎年この時期の天気の好い日に、テントやシュラフ、エアマットを庭に干します。ここ数年、外に出すのはそれっきりで、結局使わずじまいに終わっています。
今年こそはと思い、併せて昔使っていた道具の点検を始めました。その一つがもう15年以上使っていないSIGG FIRE-JET、ボトルで有名なSIGG製のマルチフュエルストーブで、Made in Switzerlandです。

15〜20年くらい前、よくキャンプツーリングに出かけていた頃に買ったもので、その時点で既に販売終了になっていたように思います。当時、私の周りで使っている人はいなかったのですが、燃料としてガソリンが使える上、五徳を折りたたむと結構コンパクトになるので気に入っていて、これとSNOWPEAKのギガパワーストーブ「地」が、ツーリングのお供でした。
レギュラーガスに対応しているので、バイクのガソリンを抜いて使うことができて便利なのですが、プレヒートと呼ばれる予熱が必要で、下部の受け皿にガソリンをためて着火すると、あっという間にススだらけになります。久しぶりにケースから引っ張り出すと想像以上に汚い。塗料用のリムーバーを吹きかけ10分ほど放置した後、古い歯ブラシでゴシゴシ汚れを落としました。

あまりきれいになった気がしないのですが、元が相当汚かったので、手に煤がつかなくなっただけでOKとします。
底部のドレンプラグを外すと、見た目キャブレターのメインジェットの様なノズルが覗きます。

このジェット(?)を取り外して蛍光灯に透かして見ると、すすが固着して穴がふさがっていました。そこでリムーバーにしばらく漬け込んだのち、パーツクリーナーを吹き込むと、無事穴が通りました。
それ以上に酷かったのがドレインプラグのパッキンで、おそらくシリコン製なのですがかなり損傷していました。

ネットで調べましたがどこにも在庫が見つからなかったので(まぁ、そりゃそうでしょう)、手持ちのシリコン製Oリングセットのうち、サイズが合いそうなやつで代用しました。うまくいけばいいのですが。ここから漏れると、さすがに爆発とまでは行かないでしょうが、炎上しそうで怖いです。
さて掃除が終わったところで着火テスト、といきたかったのですが、なぜか燃料ボトルが見つかりせん(どこにしまったのだろう?)。ボトルって、他メーカー製のものと互換性があるんだろうか?
当面、SIGG FIRE-JETは部屋の飾りとなりそうです。(結局、いつもと変わらないという…)