TANDEM STEP

只今長期療養中です、復活までしばしお待ちを

テールライトとスクランブラー

先週末は、娘との早起き競争に負けたり、用事が重なったりで、バイク関係の活動はまったくなし。イジリもせず走りもせず。いつの間にやら梅雨入りし、晴れたり雨が降ったりと安定しない天候が続いていますが、果たして今週末はどうなるやら?(今のところ関東地方は天気良さそうですね)

さて、タイトルのテールランプの話。今、前後のフロントフェンダーを見直そうと考えていて(厳密に言えばフロントはfork braceの見直し)、併せてテールランプも検討中です。

今、手元にあるテールランプは(私的には)定番のこの3つ。

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左から順に

1.POSHのビンテージラウンドテールランプ

中の白熱球が熱をもってレンズが溶けるため、廃版になったという噂も聞きましたが、まだカタログ落ちはしていないようです。私は購入後、早々にLED球に変えたのでレンズは溶けてませんが、流用したLED球が大きすぎてレンズに少々ヒビが入ってしまいました。市価は5000~6000円程度。金属のボディーを想像していて、買ってみたら樹脂製だったのでちょっとがっかりしましたが、形状的には3つの中では一番のお気に入り。 

2.Ebayで購入したテールランプ(中国製)

送料込みで800円弱、安いだけあって品質はイマイチ。ナンバープレートを照らせるように後端部(下側)がクリアーのものと、そうでないものの2通りがある模様。私のは安かっただけあって、レンズは赤一色。安っぽい樹脂製のボディーです。日本で使用するには、ナンバー灯を追加する必要があります。

3.べイツタイプのテールランプ

これもおそらく中国製、ネットで探すと2000~4000円程度(送料込)。ボディーは金属製で一番しっかりしてます。質感もまぁまぁ(これも値段によってピンキリなんでしょうが)。クロームメッキ、黒色塗装、2種類があるようです(もしかしたら銅メッキ風もあるかも)。2番目のebayで買ったテールランプが、質感はともかく想像よりも小さかったので買い直したのですが、こちらはさらに小さくて唖然としました。このあたりが実際に手に取らず、ネットで購入する際の落とし穴ですね。こちらもナンバー灯がつかないので、別途用意する必要があります。

1のPOSH製はこれまで愛用していましたが、ステーの形状が合わないのと、気分転換したいのもあって、2か3を現物合わせした後、大きさのバランスを見て決定する予定。ナンバー灯は別途ebayで発注済みなのですが、既に1カ月近く未着のまま。そろそろ来てもいい頃なのですが・・・。

 

これで終わるのも何なんで、それぞれの使用例について、ネットで拾った写真を載せときます。

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オーストラリアのショップELLA SPEDEのR65。http://www.ellaspede.com/

このショップはオリジナルのシートレールやトップブリッジなども出してます。POSHやデイトナのパーツを使用、販売していて、スタイル的にも親近感がわきます。黒色のSRシートを流用したカスタムの方が世間的(どこの?)には有名ですかね。

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こちらも結構有名ですね。VDBMOTOのR80カスタム。http://www.vdbmoto.com/b-1

シートレールとシートはVonzeti社のもの?https://www.vonzeti.com/

そんなに派手な改造をしているわけでないのですが、スタイルだけでこれだけイメージが変わるのかという好例だと思います。以前、結構あこがれました。改めて見ると、微妙にテールランプの形が違うなぁ。やっぱケチるとダメだなぁ。買いなおそうかなぁ。 

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最後はDown and Out Cafe RacersのR80 スクランブラ―仕様。http://bespokemotorcycles.co.uk/

以前にもブログに乗せたことがありますが、このショップのスクランブラ―仕様はカッコいい。こちらもシートレール、フェンダー、ヘッドライトステーなど、オリジナルのパーツを出してますね。

 

スクランブラ―系のカスタムも、メーカーが出しちゃうと終わりだよね、などと上から目線の訳知り顔でブログに書いたのが去年の話。想像以上に世間のスピードは速く、今の流れはカフェスタイルの何度目かのリバイバルなんでしょうか。(私はすっかり流行りに逆行してますが)

RnineTのカフェ仕様もかっこいいですが、個人的なお気に入りはハスクバーナこちら。今年 の秋くらいには発売になるんでしょうか。

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400ccらしいですが、バリエーションで650ccくらいのエンジンが出るといいなぁ。その昔、シングルではSUZUKIのグースやDR350、SRX250、GB250BMWのF650に乗りましたが、軽快な単気筒に久々に乗ってみたいなぁ。

テールランプの話から、随分ととっ散らかってしまったので、この辺で。

 

キャブセッティング、その後

コレ、やっと入手しました。

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0.5㎜厚と0.3㎜厚のワッシャーなので、1/2段と1/3段くらいに相当するんだろうか。ホームセンターなどで売っているワッシャーを流用するにも内径3㎜以上というのは結構あるが、加えて外形6㎜以下となると、なかなか見つからない。

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キャブのセッティングについては、パワフィルター仕様にして以来、迷走しまくっている。ちょっと良くなってきたかと思うと、翌週にはまるっきり印象が違うという感じで、正直よくわからなくなってきた。

 現状は、1カ月くらい前から少しずつMJを絞り、結局エアクリーナーボックスを外す前と同じ#195まで絞っている。RAM AIR に換えてからPJが1サイズ(#2.5↑)上がり、ニードルはクリップ段の調整幅内で濃い方向に、MJは結局変わらず、もう1サイズくらい薄い方向に絞れそう?

パワフィルターって相当濃くしないといけないのでは…という先入観があったので、もしやと思いエアフィルターを洗浄してみたが変わらない。キャブ+パワーフィルターと言っても、意外にエアの吸入量は増えてないのかもしれない。

先日のツーリングでの燃費は高速で19km/Lちょっと、下道は17㎞/Lちょっとくらい。ノーマルよりちょっと悪いくらいなんで、もう少し改善の余地はありそうだが、アクセルのツキもプラグの焼けも悪くないので、大きく外していないとは思う。ただ、MJを絞るに従って、アクセル全閉から開け初めのところでスポット的にパワーが落ち込むような気がしてきた。回るけどパワー感に欠ける感じだ。

以前、海外のVMキャブの掲示板で、それが加速ポンプのついていないキャブの欠点だ、みたいなことが書かれていたことを思い出した。エアスクリューを絞って濃くしてみたが、プラグの周辺部がすすけるだけで、肝心のスポットは改善しなかった。JNのクリップを1段落とすと、パワー感は増したもののプラグの外周部がもっと黒くすすけた。ちょっと濃い方向に行き過ぎたのか?そこで冒頭のシム購入に至ったわけ。

こんなの手慣れた人ならパパッとあわせちゃうんだろうなぁ。少々私の手に余るので、本当はエアクリーナーボックスはあったほうがいいのかもしれないが、今さら戻すのはもっとめんどくさい。そんなこと言いだすと、じゃぁキャブもノーマルの方がいいんじゃない?・・・となりかねないものね。

所詮バイクの素人いじりなんて自己満足で、時間+金の消耗戦なのだ。ただ、苦労した分、引き換えに得られるわずかな達成感が脳を妙にくすぐって、じわじわとまたバイクライフが続いていくんだと思うけど、どうだろう。

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朝駆けとカラータイマー

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週末の早朝、お約束の朝駆けに行ってきた。土曜が道の駅道志まで約100km。そして今日はいつもの公園で簡単にキャブの同調をとったりしてたので、上野原あたりの山の中をウロウロと約60km。

元々20年近く前、夏の暑さと渋滞を避けて早朝に山の中に走り行った時に、連れが「朝駆け」と呼んでたのが始まり。今では走る場所も目的も違うが、ルールは二つ。早朝に早起きし、家族が起きだす前に出発すること。そして、娘がプリキュア(女の子に絶大な人気を誇るアニメ)を見終わる9時頃には帰り、娘と一緒に朝食を食べること。特に破ったからといってどうなるという訳ではないが、守っている限りは、今のところ嫁から文句を言われることもなく黙認されている。

前置きが長くなったが、この週末は天気も良く気持ちの良い朝だった。一年で一番いい季節かもね。

暑すぎず寒すぎず、光線と新緑が気持ちいい。これがもう少ししたら梅雨入りしてジメジメしてくるし、梅雨が明ければ早朝といえど暑くなり、バイクも乗り手もダレて来る。

いつもは、一度走り始めると、めんどくさくて中々止まらないのだが、今日は小まめに止まって写真を撮り、プチツーリング気分を味わった。

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この辺り、木の高い辺りで白い蝶が乱舞していた。カメラのレンズが45mmの単焦点なので、残念ながら届かなかった。

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山中で突如巨大な唐辛子のモニュメント。止まってみるとキムチ屋だったが、当然この時間は開いていない。

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今度は英国旗。覗き込むと所狭しと並べられたオールドミニ。修理屋?販売?

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昔乗っていたセローなら迷わず直進するところだが、このバイクでは残念ながら道なりに右折する。

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このあと道志ダムを抜け、道志道に合流。トリップでは40kmちょっと。ちょっと走り足りない気分で、よっぽど宮ヶ瀬ダム方向への分岐を右折したかったけど、ここで曲がるとタイムオーバーになってしまう。その後はいつもの道を通り9時に帰着。そして朝食。

日曜はこれから始まるのだが、気分的にはもう週末が終わった気分。

どこか遠くに行きたいなぁ

 

 

 

 

 

ブリーザーホース取り回し

先週末のこと、ツーリングの片付けをしていると、えらくブリーザーパイプ周辺にオイルが飛び散り汚れている。見るとブリーザーパイプに亀裂が入り、オイルを撒き散らしていたようだ。

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ホースに古いものを流用し、しかも無理な取り回しをしているので亀裂が入ったようだ。手持ちのシリコンホースやゴムホースだとおれ曲がって流路がふさがるので、近所のホームセンターで耐圧、耐油ホースを購入し、取り回しを変更して急場をしのいだ。

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本当はオイルキャッチタンクの位置を変えるなど、根本的に見直さないとダメななんだろうなぁ。

 

 

 

 

リターンライダー(長文注意)

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バイクに乗り始めて三十年以上経つ。いろんな趣味に手を出したが、結局長続きしているのはバイクだけだ。よくもまぁ飽きずに乗っていられると思うが、今だにエンジンをかけて走り出すと気分が高揚し、わけのわからないことを叫んで心の奥底にある感情を吐き出したくなる。そこで勢いに任せてガバッとアクセルを開けないだけの分別はついたが...。(失うものが増えてリミッターが掛かったのかもしれないし、長く乗って自分のセンスの無さを思い知らされ自制が効いてるってのもある)。

バイクは最終的には1人で乗るものだと思っている。走りに行くのも1人で出かけることが多い。それでも年に何回かは何台かで連れ立って走りに行くし、こんなところが壊れたとか、こんなところをいじったとか、この四半世紀、同じような内容の会話を延々繰り返している。それでも飽きないし、楽しい。周りにそういうドレンボルトが少々ゆるみ気味の同世代の友人、知人がいたのも、長く乗り続けてこれた理由の一つかもしれない。

最近、高速道路のSAや道の駅に立ち寄ると、自分と同じか少し上の世代のライダーを多く見かける。みな笑顔で、実に楽しそうだ。一方でリターンライダーの事故が増えているらしく、中高年ライダーの事故に関する報道も良く目にするようになった。先週行ったツーリングでも、道中、フロント周りが大破し、現場検証をされているバイクを見た。自分が教習所で乗り、当時でも古式だったモデルがピカピカにレストアされたものだった。ライダーはいなかったが、何となく同じ世代のリターンライダーを想像した。

私自身、仕事の都合で海外に何年か行っていたこともあり、しばらくバイクに乗らない時期があったリターンライダーの一人だ。久々にバイクにまたがった時は、思うように操れず恐怖感すら感じた。最近になって、ようやくドキドキせずにバイクに乗れるようになってきたが、自分のイメージと、思うように操れないギャップに、時々いらっとするし、我ながら危ネェなぁと思うことも多々ある。それでも、リターンライダーの事故に対する報道の裏には、いい年をした大人が、とか、バイクは危険だ…という型にはまった臭いを感じて、多少反発する気持ちを感じて複雑な気分になる。
バイクが危ないのはわかっている。でも、一度、バイクに乗ったことのあるやつなら絶対感じたことのある(と思う)、バイクにまたがった時の高揚感を思うと、バイクにまた乗りたいという人に対して、ネガティブなことは言いたくないし、やめとけ、などという上から目線っぽい言葉は絶対吐きたくない。

先日、会社の先輩A氏が、突然バイクに乗りたいと言い出した。それこそ四半世紀以上の付き合いだが、これまでバイクのバの字も聞いたことがない。聞くと高校の時に免許を取ったが、それ以来バイクに乗ったことが無いとのこと。これをリターンライダーと呼ぶかどうかは別として、免許歴では大先輩になるのかな。早速土曜の午後、先輩A氏と中古車の量販店に10数年ぶりにバイクを見に行った。僕がバイクを乗り始めた頃のバイクから、最近のスーパースポーツまで、実に多種多様なバイクがあって、ちょっと驚いた。昔はもっとバイクの流行り廃りがあって、中古車を見に行くと、中古車屋にもその時々のカラーがあったような感じがしたのだが。先輩A氏の希望車種はアメリカンか、ビッグスクーターだそうだ。個人的にそちら方面の興味はこれまで全くなくてコメントできなかったので、ただ一緒にたくさんのバイクを見て楽しんだ。先輩A氏はいろいろな種類のバイクを見て、思うところもあったようだが、どうなることやら。

最近ネットでブログを始めたこともあって、様々な人のブログを見るようになった。生活の一部としてバイクに乗っている人、ロングツーリングに行きまくっている人、写真を撮って季節の風景を切り取っている人、マニアックにバイクをいじり倒している人…等々、同じバイク乗りでも実にいろんな楽しみ方があるなぁと改めて思う。先輩A氏が本当にバイクに乗ることになったら、(月並みだが)自分なりのバイクとの付き合い方を早く見つけて、バイクライフを楽しんで欲しいと思う。そして私自身は、多少ドレンボルトの緩んだ仲間として、その様子を無責任に眺めて楽しみたいと思う。
でも、アメリカンか、ビッグスクーターってのはないなぁ・・・。

#アメリカンやビッグスクーターに乗っている方々、ごめん。これは単なる私の趣味の問題です。
##あ、でもハーレーのスポーツスターは、ちょっと興味ある。あれをアメリカンと呼ぶかどうかは議論は分かれると思うけど。ハーレーはハーレーであって、バイクではないっていう人もいるし。

 

タイヤ(TT100GP)の感想

約1000km走った後の感想。やはり新品のタイヤはいい。ブレーキ一つとっても気持ち的な要因がいかに大きいかを、今回のツーリングで思い知った。恐る恐るかけていたフロントブレーキも躊躇なくかけれるようになったし、コーナー中で引きずるようなかけ方だって怖くない。まぁ、もともとついていたタイヤが、相当硬化していたこともあって単純な比較はできないし、どんなタイヤでも同様に思ったかも。

TT100GPは私が若い頃に、既にクラシックなイメージで、その後コンパウンドが変更されたとは聞いていたけど、そのパターンから構えて入っていたのも事実。実際履いてみたイメージは至ってニュートラル。ほとんど土にかえりつつあるようなガれた道も、ガンガン入っていけるし、私のレベルではちょっとしたワインディングだって問題なし、とほとんどオールラウンダーなTT100GPなんだけど、唯一の弱点は縦筋の入った路面。どうもハンドルが取られ、ゆらゆらして怖い。今回似たようなパターンのタイヤを履いているGB400のツレも、同じようなことを言っていたので、縦溝の入ったタイヤは共通して苦手なのかも。ドライだとまだいいけど、雨なんか最悪だろうなぁ。

ロングツーリング以外、そうそう雨の中を走ることも無いとは思うけど、気をつけないとね。

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ミッションオイルの交換

先週のツーリングの後半、ややミッションの入りが渋く感じたので、ミッションオイルの交換をした。R100はエンジンとギヤボックスのオイルは別々で、さらにシャフトにファイナルと、フルで交換すると全部で4箇所交換しないといけない。エンジンオイルは前回交換してまだ2000km程度なので今回はパス。一方ミッションオイルは前回交換してから6500km。頃合いといえば頃合いか。

必要なオイル量はミッション(ギヤボックス)800ml、シャフトが150ml、ファイナルが350mlで、合計1300ml。実に中途半端、しかもそれぞれにドレンとフィラーボルトが存在するので、ワッシャーも8枚必要になる。今回用意したオイルはコレ。

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 MOTOREX HYPOID GEAR OIL 80W-90、左側は前回まで入れていたバルボリンのギアオイル。選択した理由は単純、よく行く用品屋にMOTOREXとREVTECHしかなかったから。バルボリンは、容器の形状がオイルを注入するのにちょうど良くて気に入ってたんだけど、無いもんは仕方ない。今回は容器のみ再利用。そして、ワッシャー類。

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前回の交換時に、買い忘れていて慌てて近所のホームセンターで買い揃えたので、材質もサイズもバラバラ。今回は、あらかじめサイズがわかっているので、お揃いのアルミ製で揃えてみた(自己満足)。

オイルを抜いてみると、ミッションオイルはまだ結構綺麗だったが、シャフトオイルが少し乳化してカフェオレ状態。この状態で引っ張らなくてよかった。

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オイル交換を終えたところで、本日の作業は終了。午後からは用事があって試乗は無理だったので、明日の朝は走りに行きたいなぁ。