タイヤ(TT100GP)の感想
約1000km走った後の感想。やはり新品のタイヤはいい。ブレーキ一つとっても気持ち的な要因がいかに大きいかを、今回のツーリングで思い知った。恐る恐るかけていたフロントブレーキも躊躇なくかけれるようになったし、コーナー中で引きずるようなかけ方だって怖くない。まぁ、もともとついていたタイヤが、相当硬化していたこともあって単純な比較はできないし、どんなタイヤでも同様に思ったかも。
TT100GPは私が若い頃に、既にクラシックなイメージで、その後コンパウンドが変更されたとは聞いていたけど、そのパターンから構えて入っていたのも事実。実際履いてみたイメージは至ってニュートラル。ほとんど土にかえりつつあるようなガれた道も、ガンガン入っていけるし、私のレベルではちょっとしたワインディングだって問題なし、とほとんどオールラウンダーなTT100GPなんだけど、唯一の弱点は縦筋の入った路面。どうもハンドルが取られ、ゆらゆらして怖い。今回似たようなパターンのタイヤを履いているGB400のツレも、同じようなことを言っていたので、縦溝の入ったタイヤは共通して苦手なのかも。ドライだとまだいいけど、雨なんか最悪だろうなぁ。
ロングツーリング以外、そうそう雨の中を走ることも無いとは思うけど、気をつけないとね。
ミッションオイルの交換
先週のツーリングの後半、ややミッションの入りが渋く感じたので、ミッションオイルの交換をした。R100はエンジンとギヤボックスのオイルは別々で、さらにシャフトにファイナルと、フルで交換すると全部で4箇所交換しないといけない。エンジンオイルは前回交換してまだ2000km程度なので今回はパス。一方ミッションオイルは前回交換してから6500km。頃合いといえば頃合いか。
必要なオイル量はミッション(ギヤボックス)800ml、シャフトが150ml、ファイナルが350mlで、合計1300ml。実に中途半端、しかもそれぞれにドレンとフィラーボルトが存在するので、ワッシャーも8枚必要になる。今回用意したオイルはコレ。
MOTOREX HYPOID GEAR OIL 80W-90、左側は前回まで入れていたバルボリンのギアオイル。選択した理由は単純、よく行く用品屋にMOTOREXとREVTECHしかなかったから。バルボリンは、容器の形状がオイルを注入するのにちょうど良くて気に入ってたんだけど、無いもんは仕方ない。今回は容器のみ再利用。そして、ワッシャー類。
前回の交換時に、買い忘れていて慌てて近所のホームセンターで買い揃えたので、材質もサイズもバラバラ。今回は、あらかじめサイズがわかっているので、お揃いのアルミ製で揃えてみた(自己満足)。
オイルを抜いてみると、ミッションオイルはまだ結構綺麗だったが、シャフトオイルが少し乳化してカフェオレ状態。この状態で引っ張らなくてよかった。
オイル交換を終えたところで、本日の作業は終了。午後からは用事があって試乗は無理だったので、明日の朝は走りに行きたいなぁ。
オヤジツーリングの醍醐味は…。
今回宿泊したのは奥飛騨温泉郷・福地温泉の旅館 元湯 孫九郎。
中の写真がお見せできないのが残念だが、なかなか風情のある露天風呂で、源泉かけ流し、24時間入浴可なのがポイント。星空の下で入る露天風呂は格別だった。
御嶽から奥飛騨のあたりは東京よりも季節を1カ月くらい巻き戻した感じで、まだ八重桜や春の花が随所に残っていた。朝方、宿の付近を散策したが、新緑や雪解け水で増水した川もきれいで是非今度は家族連れで来てみたいと思わせる風情だった(罪滅ぼしで...?)。
さて二日目のコースは以下の通り。
初日にめぼしいところは回る(予定だった)ので、軽めの、移動に力点を置いたコースのつもりだったが、2日目もいたるところで通行止めを食らった。結構楽しみにしていたR98も結局走れずじまい。GW明けの週末は車が少なくストレスは少ないが、道路の補修が多く入っているのが難点か。今後はコースの選択に、そのあたりを考慮に入れないといけないかも。
2日目は通行止めのあおりで道に迷ったりしながらも淡々とこなし、最後に馬篭宿で遅めの昼食をとり、3時前には中津川で解散となった。
復路の中央道は大月を超えたあたりでお約束の渋滞。しかもトンネル内の事故渋滞付き。すり抜けもつらいので相模湖でおりて、あとは下道で帰り、何とか暗くなる前にたどり着くことができた。
しかし高速の渋滞、なんとかならんものかな。タンデム+両パニアですいすい車の間を抜けていく猛者も結構いたが、こちらソロでもどうもすり抜けは怖い。といっても、信州方向に行くには関越経由は回りすぎだし、他に選択の余地はないし…。
次回の定例会は秋、次は日本海に行こう、という意見も出たが、どうなる事やら。結局のところ、怪我なく無事に帰ってきさえすれば、最高のツーリングになるんだけどね。
あぁ奥飛騨に…。
この週末、 旧知のオヤジ連中と奥飛騨方面にツーリングに行って来た。
年2回、5月と10月に連休を避けて泊まりのツーリングをしている。皆さん多忙でなかなか都合があわないのだが、今回は関西から2名、関東は私を含めて2名。双方が参加しやすいところという事となると、どうしても行くところが限られてしまい、行く先は大抵信州に落ち着く。
集合前、一人中央道を下り駒ケ岳SAで休憩。GWを外したので、どこもさほど道が混むことも無く、快適だった。このSAもビックリするほど閑散としていて、まるで平日のツーリングの様だ。天気予報では全く雨の可能性は無いが、シートに簡易なレインウェアを積んで行った。結局使わず終いだったが、おまじないみたいなもんだ。
初日のルートはこんな感じ(予定)。
実際は色々とトラブルで変更を余儀なくされる。
御嶽は2年越しでやっと走る事ができた。この2年、御嶽周辺を走ると何故か決まって雨だったが、今年は奇跡的に晴れ。バイクもすこぶる調子が良く、逆に不安になるくらい。
その後予定していた蕎麦屋が閉まっていたり、野麦峠が通行止めで大きく迂回したり、トドメは同行者がまさかのガス欠したりと、小トラブルには見舞われたものの、夕方わりと早い時間に福地温泉の宿に到着。温泉で体を癒した。
初日は高速の移動も含め506km、トラブルでR361を何度も往復したので、予定のコースを回ってないにもかかわらず距離は伸びた。でもやっぱりツーリングは天候次第だと改めて思った。雨だと小さなトラブルの一つ一つが体力と気力を奪っていくのだが、晴れだとトラブルが笑いに変わっていく。まぁ、過ぎてしまえば晴れだろうが雨だろうがいい思い出には変わっていくのだが。
オヤジツーリングの醍醐味は、やっぱり美味しい食事と露天風呂だよね。
いつもなら酒が入ると早々にくたばり寝入ってしまうのだが、好天で余力を残しているせいか、バイク談義に花が咲き奥飛騨の夜は更けて行く…(続く)。
ツーリングの準備
朝方、土曜に降った雨が路面に残っていたので、昼前まで待ち、R20 経由で相模湖まで往復した。
近所の用品店で選択の余地なく購入したTT100GP。ちょっとレトロな感じで雰囲気はあるのだが、リヤが少し細くなったせいか、フェンダーとの隙間が気になり、後ろから見ると何気に貧弱に見える。今時250でもこれより太いタイヤを履いてるよね。
まだ路面も完全に乾ききってなかったので、おそるおそる走り出したが、それでも路面に食いつく感じはかなり安心感がある(というか、今までのタイヤがいかに硬化していたかが良くわかる)。寝かせ始めは少し粘る感じがするものの、タイヤパターンに似つかわず思った以上にニュートラルなハンドリング。今までよりも狙ったラインに無理せず入っていける。これは来週末が楽しみだ。
帰宅後は来週のツーリングの準備。
シート固定用のボルトの代わりにアイナットをつけ、リヤの積載能力アップを図る。これで小ぶりなシートバッグなら積む事ができる。
今年の目標は少なくとも月に1回の日帰りツーリングに行くことと、年に2回のロングツーリング(春、秋)、あと、夏には今年こそ十何年かぶりにキャンプツーリングに行ってみたいなぁ。そのためにはもう少し荷物を詰めるようにしないと無理かな。
タイヤ交換
朝起きると外は雨。しかも雨足がどんどん強くなって行く。
雨の中を自走して行くのも辛いので、前後のホイールを外して車で持ち込むことにした。2輪の用品屋を2店回ったが、予想どおりバイアスの18インチなどほとんど在庫がなく、というか選択の余地無くTT100GPを入れることにした。リヤは120/90-18から4.00-18へと若干サイズダウンになる。
前回いつ入れたかわからないくらい久し振りのタイヤ交換となったが、新しいタイヤは手触りからして違うよね。柔らかいし、いかにもグリップしそう。
雨のせいか他には客がおらず、待たずにすぐ交換できたし、工賃も安かったので、結果的には正解だったのかも。持ち帰って午後には早々に車体に組み込んだけれど、雨がやみそうにないので試乗はお預け。
明日晴れたら近場で試乗の予定。ちょっと楽しみ。
タイヤについての考察〜単なる優柔不断なオヤジの気の迷いとも言う
ようやくスリップサインが出てきたフロントタイヤ。月末のツーリングに向けて交換しようかどうしようか逡巡してマス。
このバイクを入手して早5年。その時に新品で入っていたマカダムだが、前オーナーはしばらく乗らずに寝かせていたということなので、実際いつからこのタイヤが入ってるのかわからない。実際ネットで調べると6,7年前には終売になっているらしいので、賞味期限どころか品質すら危うい状態だろう。途中2,3年、仕事やプライベートの関係で乗れない時期があったとはいえ、いかにバイクに乗ってないかがよくわかる。
タイヤサイズはF:90/90-18、R:120/90-18(リムサイズは前後とも同じ2.5)と、今時そんなタイヤあるのかというくらい前時代のサイズ。実際ネットで調べると、前後同じ銘柄でそろえるとなるとかなり選択が限られてくる様子。
せめてワンサイズ上げてフロントを100/90くらいにすると、もう少し選択幅も広がるんだろうが、今付けているフェンダーはクリアランスが無いので多分無理。リヤも片持ちのせいでサイズを上げるのは無理そう。ただでも台形減りしたタイヤなので、扁平率も下げたくない。
ということで、適合サイズがあるのは、国内ではメジャーなところでダンロップのアローマックスGT-601、ブリジストンのBT-45(V)、海外ではミシュランのPilot activeかメッツラーのLasertecといったところ(コンチからいいタイヤ出てるらしいけど、こいつはバカ高いのでパス)。このうち、取り寄せはもう時間的にきついと思うので、在庫があるのは国産のバイアスタイヤなんだろうなぁ。
BT-45は若い頃に別のバイクにつけて、つけ始めはオールラウンダーかつグリップも悪くないバランスのとれた良いタイヤだけど、すぐにフロントのサイドが段減りしたイメージがあるのでパス。どうもBT-45は車体によってはR100の持病であるウォブルが出るらしい!?
アローマックスは、現行品の発売が最後発ということで、性能的には期待もてそう。サイズアップは無理でもリアのサイズを4.0に下げてTT100GPという手も有りかな。リムの適合サイズは2.5なので、タイヤの形状的に推奨リムサイズが2.15の120を履くより良いのでは?どうせ、端まで使えないのだし。
というわけで、今週末に近所の用品屋に行って、ダンロップのアローマックスかTT100GPあたりで在庫があれば交換しようかな・・・。
#取り寄せで予約をすぐに入れないあたりが、まだ踏ん切りがついてない証拠ですな。
さて、どうなることやら。